祖母からの電話を着信拒否して半月経つ。

私は全然できた孫でも娘でもないことを誰も気づいてくれないおもしろさとさみしさを溶かして、ココアの代わりにミロを飲んで目を覚ます。
母は定期的に私の昔の成果を持ち出してはうっとり眺めてfacebookにあげる。もうそれ、10年も前だよ。

勢いでこの前、人生で初めてカウンセリングに行ってみた。5あるうちの1.5から2くらいは何か解決するだろうみたいな見込みを持って挑んだら、何にも解決しないどころか入り口すらも分からなかった。

自分のことは自分でうんうん考えてちょっとずつ解決していくのが、性に合ってるのかもしれない。時間はかかるけど。急がば回れというやつ？ただただこれはぐるぐる無駄に回っているだけ？ま、それでもいいか人生は。

「プライベートをサボっている」という概念を知ってハッとした。
プライベートというか、私は私がわがままに楽しく過ごすことをもう少し推奨してあげた方がいいのかもしれない。
積まれた本を読むための時間や、衝動で旅に出たくなればパンツと一万円だけ持って飛び出す勇気を作ることを大事にしよう、しばらくは。
仕事や家のことは大好きだけど、思っているよりかは意外と好き度高くない気もしてきたし。

おばあちゃんごめんね、冬服はZOZOTOWNで買ってそちらに送ります。あなたが電話をかけているのは、義理の娘でなく孫ですよ。