第二回 今週の直島紹介

第2回目も赤かぼちゃと同じ宮浦港エリアから
今回紹介するのは、銭湯「I♥湯」。読み方はたぶんあいらぶゆ。場所はここ

宮浦港で船を降りてまっすぐ歩いたところのたこ焼き屋らへんから細い道で中に入るとそこにある。周辺の建物がごちゃごちゃしていて見つけにくかったりするが、ここだけ南国っぽい木が生えてるからそれが目印

「I♥湯」はその見た目からわかるように、建物全体がアート作品となっている。アート作品なので、銭湯であるにもかかわらず、料金の名称が「入湯料金」や「入場料金」などではなく「鑑賞料金」となっていておもしろい。

さて、この「I♥湯」の楽しみ方や鑑賞の仕方はいろいろあると思われるが、アートの知識がない自分は「I♥湯」を手掛けた大竹伸朗というアーティストの人物像に思いを馳せるという方法をとった。というか取るしかなかった。
なぜなら、画像にある入口の上にある座っている女の人の白い看板が、いつか札幌で見たムフフな店のネオンに似ていて、どことなくエロスを感じ、「これ作ったのどんな人やねん状態」に陥ったからだ。
鑑賞料を払い中のふろ場にいくと、「これ作ったのどんな人やねん疑問」はある一つの確信に変わった。これ作った人はスケベだ、と。変態ともいうかもしれない。
まず間違いないのは、大竹伸朗というアーティストは見えそうで見えないもどかしさフェチであり、エロく見えるものフェチでもあるということだ。
例えばシャワーを出すために押すボタンが透明になっていて、中に裸の女の人の写真(アートだからモザイクや謎の光などない)が入っているのだが、これが絶妙にクリアに見えない。悔しさから頑張って見ようとしてしまって負けた気分になった。
湯船の床面には春画がたくさんあるが、湯の揺れと光の屈折でこれまた絶妙にクリアに見えない。ぐえー
また、ふろ場には大きいぞうさんがいたり、触手の長いたこさんが意味深そうにいたりする。女湯のほうにはあわびさんがいるのかもしれない。とんだスケベ風呂だ。

以上、直島にある銭湯「I♥湯」と、一人のスケベおじさんの紹介でした。
ふろ場の天井の絵の具が経年劣化で落ちて、天井が鏡面のようになり女湯が見えるようになったから改修したエピソードなんかも銭湯内で紹介されていておもしろかったです。
タオルは有料なので、荷物に余裕がある人はタオルの持ち込みをお勧めします。

以下、新設おまけ直島グルメコーナー

「I♥湯」のとなりにある「シオヤダイナー」

外に設置してあるBBQ機?で肉を焼いてくれるお店。ステーキを頼んでいる人が多かったが、ハンバーガーを注文

肉をBBQ機で焼いたらうまい。約束された勝利。写真だとわかりにくいですが、結構大きいのでボリュームあります。ポテトもその場で揚げてるのでおいしい。
また行きたくなるようなお店でした。


#香川県 #直島 #アート #I ♥湯 #大竹伸朗 #グルメ #銭湯


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