ハグは苦手な私が、気づいたらママ友を抱きしめていた話
こんにちは。ママリ編集部のみやざわです。今月のテーマは「〇〇な秋」。
タイトルから「秋」は全然想像できなかったと思いますが、スポーツの話です。
スポーツマンって、よく喜びのハグをしているイメージがあります。
でも、実は私、ハグは苦手です。
パーソナルスペースが広めなのか、人とがっつり触れ合うことに抵抗があるのです。「私、今くさくない?」「肉肉しくて恥ずかしい~」など、よくわからない心配をしてしまいます…。
そんな私が、思わずハグした話をさせてください。
娘のチアチームでイベントに参加
娘のチアチームは小学生のチーム。前年度で6年生が引退し、今年は新メンバーを迎えました。今年のメンバーでは初めての採点付きイベントでした。
昨年の娘を思い返すと、できないことが多すぎて毎週泣きながら練習していたのを思い出します。それは今年の新しいメンバーの子もそう。
苦手なことを指摘され、練習してと言われる日々。
家で頑張りすぎて故障し、1週間ドクターストップがかかる子、テーピングぐるぐるで練習にくる子…とても心配していました。
娘も先週になって脚の痛みでテーピング…スポーツって大変…。
ケガ、病気で3人が欠場
夏の始めにアクロバットで骨折した子1名の欠場が決まり、その人数で演技を構成していたのですが、先週、病気にかかり当日欠場となった子が2名。新学期が始まり、感染症が流行したためかなと思います。
出られなかった子、その親の気持ちを思うと胸が張り裂けそうです…。
3名の欠場が決まった日から、また演技構成は変更に。今回は初めて、本番前日にも大きな変更がありました。
もともとの演技をこなすのでやっとだった子どもたちが、新たな構成変更に耐えられるのか。親の方が気が気ではありませんでした。
本番演技は成功、そのときママ友が…
本番、親たちが固唾を飲んで見守る中、子どもたちは堂々と演技を披露。大きな落下なく、良い演技ができました。子どもってすごい!
そして子どもたちが退場する中、周囲に目を移すと、大粒の涙を流して泣いているママが。今年入ったメンバーのママでした。
その子は娘とスタンツ(組体操)を組んでいて、娘を支えるポジションだった子。いつも明るく、年下のうちの娘やチームを支えてくれていました。でも、笑顔の裏に何があったのか、ママの涙を見てわかった気がしました。
そして気づいたら、そのママ友に駆け寄ってハグしていたのです。
ハグすると、本音を言い合えた
ハグしたあと「頑張ったよね」「良かったよね」と話していると、ママは娘に対して心配していたことを色々教えてくれました。
大きな発表を自信をつける場にしてほしいけど、もし何か失敗してしまったら、また苦手意識を強めてしまうかもしれない。親として不安になってしまう気持ちに共感して、私まで泣きそうでした。
ハグは苦手だったはずなのに、そんなことは頭から吹き飛んでしました。
言葉で言えないくらいの感情をお互いに伝えあうのが、ハグなのかもしれないですね。
同じ感動を味わえる状況に感謝
言葉で言えないほどに心が動いた、子どもたちのパフォーマンス。
でもこの話を夫にしてみたら「保護者同士がハグ⁉子どものことなのに?」と微妙な反応でした。はたから見たらそうですよねー。
でも、子どもたちはもちろん、ママ友と私と、保護者みんなが得た感動も本物です。人生で苦手だと思っていたことを思わずしてしまうほど、心が動く瞬間を一緒に味わえる状況に、感謝したいと思いました。
「チアリーディングってなんぞ」「ちょっと気になる」という方はぜひAmazonのPrimeVideoで一部無料で見られますので、見てみてくださいね📺
スポーツの秋。チームはいよいよ1年間の本丸である大会シーズンに向かっていきます。まだまだ色々あるだろうけれど、子どもと一緒に夢中になれる限られた時間に感謝して、秋を満喫したいと思います😊
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?