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急にいなくなる淋しさ

9月18日は敬老の日でした。
今年度町内会の役員になっている私は、この日は朝からお赤飯配りに回っていました。
ちょうどその時、同じマンションの他の部屋から大きな家具が搬出されていました。
例年ならそのお部屋に住んでいらっしゃる方にもお赤飯が配られるのですが、今年からはそれができなくなってしまったんです。
ほんの少し前、突然、その方は旅立たれてしまいました。

その方は80代になられてもすっごくおしゃれで明るくて、ゴルフやコーラスや旅行へと飛びまわり、とにかくいつもお元気で一人暮らしを楽しんでいらっしゃる素敵な方でした。
また、面倒見が良くて、私が一人で母の介護をしている時も、ひとりぼっちになってからも、いつもいつも気にかけて声を掛けてくれていました。

こんな年齢であまり頼りにならないかもしれないけど、何かあったらいつでも言ってね。

あたたかい笑顔でいつもそう言ってくれていました。

そんな優しいあたたかな方が突然いなくなってしまいました。

その日もご家族とお買い物に行かれる予定だったそうです。

急にいなくなるってのは無性に淋しいもんだぞ

この夏大人気で、大好きだったドラマVIVANTの中のセリフが浮かびました。

急にいなくなってしまう・・・

どうして旅立ちの時が今だったんだろう?

どうしてこんな急な去り方だったんだろう?

その答えはきっと神様と、その人の魂にしかわからないのだと思います。

身近な人がいなくなると、いつも命のスケジュールについて考えさせられてしまいます。

私はいつどんな形でその時がくるんだろうか?

突然?
それともその時への準備をすることができるんだろうか?

その時までに何をすればいいんだろうかって。

命の時間や人生のスケジュールについて今まで何度かnoteで触れてきました。

なのにまた書いてる。

何かのきっかけで命について考え、書いて向き合ってみても、気が付くと日々の忙しさや目の前のことばかりに囚われて、忘れてしまってるんですね💦

忘れて、そしてまた大切なことを思いださせてもらって、今を生きていく。


ありがとうございました。

突然旅立たれてしまったその人の笑顔に感謝の気持ちが伝わったらいいなと思いながら、頭上に広がる秋の空を見上げました。



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