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自分のキャリアや人生を捧げても、子供を産みたいと思える話が聞きたい,と書いたけど、妊娠した今思うこと

ライフプランとしていつかは子供が欲しいなと一貫して思っていたが、いざ婦人科に通おうとか、不妊治療を始めようとなると「私の意志でできた子なのに、いざ子供ができて後悔したらどうしよう」とか「まだ仕事を頑張りたいし、自由な時間も楽しみたいな」とか、いろいろと考えてしまう・・・
そんなときに「子供が生まれたらこういうことをやってみたいなぁ」という夢を語ることで、子供が生まれることへのワクワク感を自分の中で高めたい!と思い、過去に書いたnote。

妊娠した今、「む、ちょっと違うかも」と思ったことがあるので、日々悶々と不要な紙に羅列して吐き出していた今の思いを、ここに書き留めておくことで、決意表明をしようと思う。

まず今「自分のキャリアや人生を捧げても」ってところに違和感を持っている。
私はたまたま妊娠前に会社員を辞めて、無職、しいて言えば主婦、になったわけだけど、自分の人生を諦めて子供を育てる、という気持ちは全く芽生えなかった。
むしろ「私も旦那も子供も、他の家族も友達も、みんな幸せにしたいな」という、会社員時代には多忙すぎて「まぁ理想はそうなんだけど、今の収入があればぼちぼち安泰でしょ」という結論に至っていた問題が、無職で時間がある生活の中でより一層存在感を増してきた。

私が自分を犠牲にしている気持ちがある限り、他人を幸せになんかできない。これは会社員時代に痛感したことで、いくら忙しくても自分の糧になっていることにはほぼ不満は抱かなかった。新しいことをやらせてもらえるチャンスをつかんだときは、毎朝8時に出勤して夜11時まで働いても、辞めたいとかつらいとは思わなかった。(めちゃくちゃ眠い、とは思っていたけど)

でも「あの人がもっと自分の裁量を自覚してくれれば、尻拭いしなくて済むのに」とか「自分が早く帰るために、さりげなく押し付けやがって」とか思った瞬間、自分を犠牲にしている自覚が現れて、私は一気に不幸になった。

自分を犠牲にして子供を育てる、というのはそれと同じ感覚であり、さすがにそれは無理、と生まれる前から分かる。
子供だって私とは別の人間なんだし、私が幸せでなかったら、子供を幸せにしてやりたいという余裕は生まれないのではないかな。
まだ生まれてないので、生まれることで劇的な心境の変化があるのかもしれないけれど、それはまだ私にとって未知の領域なので分からない。「この子のためなら苦労も苦労と思わないわぁ~」ってなることも0%ではないから。

今のところ私は、私自身も自己実現しながらみんなも幸せにする方法を探る方向だ。

では、どうやって幸せになるの?
幸せとは?という壮大なテーマについて考えると、つい抽象的になりがちだけど、細分化・具体化して「結局、どういう生活をしたいのか?」を考えてみた。
・心の余裕を無くしてまで、仕事に追われなくても良い生活
・金銭的な理由で選択肢を狭めるとこのない生活
・自分の趣味の時間を持てる(ゲーム・読書・旅行・ハンドメイド)
・いろいろな仕事をやってみたい
・子供がやりたいと思ったことをやらせてあげたい(習い事・旅行)
・2~3か月に一度本を爆買いできる金銭的余裕
・犬を飼いたい
・食費をケチらずに、健康に気を遣った自炊がしたい
・サプリメントを定期的に飲む
・金銭的・時間的に諦めてしまったジムにまた通いたい
・自分自身の成長を実感したい
・産後、標準体重に戻して、おしゃれもしたい
・親と定期的に会って、コミュニケーションしたい

今思いつくだけでも、こんな感じ。
時間と金銭の余裕を持ちたい、という願望が丸出しだな。

でも、それが本望なんだもん。
そのためにどうするか、を考えることを辞めない人生にしよう。


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