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丁寧に作られたお菓子は人をしあわせにする

先日「素直な味のおやつは人をしあわせにする」というタイトルで記事を書きました。今回はその第2弾で、デパ地下の銘菓撰などで出会える美味しいお菓子についての記事です。

つい二、三日前に勤務先では健康診断があって、私は直前だけプチ断食みたいなことをして体重の調整をおこないました。

自分でやっていたことだったんですけど、食事を少なくしていた間はずいぶん悲しい気持ちになりました。

日々の流れを作る要素として、食事の割合はとても大きいです。
人間の行動で、日に数回がスタンダードの行為って他に何かありますか? 話す歩くは人による? トイレ?は食事と回数似たり寄ったりかな。
もしかして間食を回数に入れると、食事はトイレより多い頻度になるのじゃないでしょうか。

限度なしに好きなものを食べるというのは、同じ贅沢でも実現の難しい部類に入ると思います。金銭的な問題もあるし、健康の問題もある。でも少しの贅沢なら、誰もが許されるタイミングがありますよね。

その少しの贅沢を作るのに、お菓子はうってつけだと思いませんか!
強引ですか、この論法は。けど誰もが実現可能なしあわせの中では、もっともハードルが低いものだと思うのですよ!

というわけで、美味しいお菓子を食べてしあわせになりましょう!
自分はいいわ~という人は、お友達や肉親に気取らないプレゼントとしていかかでしょうか。お菓子は心の栄養源ですよ~!


【クルミッ子】

本来は鎌倉のお土産ものなんでしょうか。
私がいつも買っているのは百貨店の銘菓撰で、名刺より一回り大きなサイズの箱に、クルミがぎっしり詰まったキャラメル味の焼き菓子が5個入ってます。ちょうどお一人様分な感じ。
見た目が小さいわりに食べ応えがあり、食感はソフトクッキー。あとバターの香りのせいかな、やたらコーヒーや紅茶がほしくなる味なんですよ。
ケーキほど仰々しくなく、キャラメルがまたほろ苦くて、とても良いあんばいです。
箱が小さいので、近い相手へのちょっとしたお礼の品にぴったりです。パッケージもリスが描かれていてかわいいですよ!


【風雅巻き】

自分で買う時は、やっぱり百貨店からになっちゃうんですが。
本来は熊本のお土産物だと思います。というか、私は故郷(熊本)に帰ると大体これをお土産に選んで大阪に帰ってきます。
豆やあられを有明産の海苔で巻いた、おつまみにもお茶菓子にもなる万能選手です。甘い物が苦手だという人には本当におすすめします。一袋大体6~8本くらい入っていたと思います。海苔巻きの中身はいろんな種類があるのでお好みで! どれ食べても外れがなく、一本食べると全種類制覇したくなるので、結局買った袋は全部開けるはめになります。
いつも買いすぎてしまう……。ああでもダイエット中の人にも良いかも。一本ずつ個包装だから、ちょっとだけお菓子食べたい、となった時に便利です。私は一本じゃ終われないけどね~!


【栗きんとん】

季節ものの決定版みたいなお菓子です。
季節的に、百貨店で扱いが始まるのはちょうど寒くなる頃。それで暖かくなる直前くらいに終わっちゃうんですよ。
会社帰りに売り場に寄っても絶対買えないやつで(大体売り切れちゃうからね!)、私の生活圏内にある百貨店においては、これを買おうと思うと休日の午前中に行くしかありません。
それでもって今回リストアップしている中では一番お高い。お呼ばれの手土産なんかにすると本当に喜ばれると思います。上品だもの。固くないしくどくないから、小さなお子様からお年寄りまで絶対好き!
口の中にいれるとほろんと溶けて、まぁ口の中の水分は持っていかれちゃうんですが、天然のやさしい甘さでしあわせになります。


【芋ようかん】

他のようかんは好きじゃないんだけど、これだけは!
これだけは、好きじゃないようかんでも発見するたび買ってしまう。だってようかんの味じゃないもん、どっちかって言うと私には干し芋とかスイートポテトとかの味に思えるんだもん。それくらいお芋さんの味がする!
ていうか、四角に美しく切り分けられてるから普通のお芋さんよりスタイリッシュですよ。
賞味期限がちょっと短いのが困るとこかな。でも多少固くなっても焼いたら大丈夫だし、これ一個が朝ご飯でも良い感じです。
量の割に値段が低めなのがまた嬉しい。自分用のご褒美にぴったり。


【まつほ】

多分誰もが食べたことのある、昔ながらのほの甘いお煎餅に、こってり味のキャラメルが塗られたキャラメル煎餅。
最近の銘菓撰で買った中で一番おいしかったお菓子です。和菓子だと思っていたので強烈パンチをいただきましたよ~、むしろ洋菓子のお味です。
一枚がけっこう大きくって、キャラメル部分はがっつり固く、あらかじめ割ってからでないとなかなか食べにくいかもしれませんが、なんて言うかやっぱり自分へのご褒美の味なんですよね~。お菓子の持つ雰囲気とでも言うのでしょうか、丁寧な味がするんです。作ってるのが人だとわかる味、と言えば伝わりますか。


結局のところ、食べてしあわせだと思わせてくれるのは、味そのものじゃなくって、作っている人の姿勢だったり真剣さだったりが伝わるからなのかもしれません。
決して「この職人さんが~」と意識して食べているという意味じゃないですよ? そうじゃなく、似たお菓子なら他でも見つけるわけです。けどなんとなく他より美味しいと思ったり、同じようなお菓子の中でもこれを紹介したいと思ったりするのは、作ってる人が特別な何かをそこに潜めてくれたからだと思うのです。あまり食の知識がない私などには、潜められたものの正体はまったくわかりませんが「なんか他とちがーう!」と、根拠なく感じる場合もあるわけです。
根拠がないなら、それはやっぱり人の努力な気がするんですよねぇ。神は細部に宿るって言いますもの。

美味しいお菓子をありがとうございます。
おかげさまで私は今日も心に栄養を補充できてます。



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