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【映画】「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」⚠️ネタバレ感想⚠️

 貧乏で僅かなお金もどんどん無くなるし、服もボロボロだけど、それでも母と約束したチョコのお店を作るためという夢のために一途にやってきたという、そういう苦労しつつも夢のためだけに頑張ってきた話が大好きなので、観て良かったなと思う。

字も書けなかった理由もチョコだけの勉強をしてきたからで、あまりにも一直線で素晴らしく思えたけど、トラですら読めなくて危機一髪になった時はさすがにと思った。ヌードルがいなかったら、笑いごとではなかったぞ。

ヌードルに会ったきっかけで字を覚え、悪事の証拠となる帳簿内にヌードルの母親の名を見つけることが出来た時、勉強した甲斐があったねと良かったねと思った。そんでもって、私ももっと勉強しようかなと思った。何かに役に立ちそうだ。

字が読めないに加えて、人を疑うことを知らないウォンカは出会った男の人に紹介された宿屋で騙されて、半地下のような場所でクリーニング屋という名の奴隷として働かされる。
その先で出会った人達も騙されて、すごくそれで取るような金を重ねられ、無実の借金を作らされる仲間。

けど、その仲間が後に前職(その時は)を活かして、ウォンカと共に店を経営し、絆を深めていくというのが、好きな部分。

一人ではきっと出来なかっただろうことが旅先で出会った、後の信頼に置ける仲間達と共に作り上げていくっていうの、とても素敵なことだよね。好き。

あともう一人、「チャーリーとチョコレート工場」にいた小人の、黄色い人と呼ばれていたウンパルンパ。
毎夜チョコに盗みに行くのなんでかなと思ったら、ウォンカが昔、大事に大事に育てていたカカオ豆を取ってしまったために、仲間にその千倍を取り返しまで帰ってくるなと言われたために、ウンパルンパにとっては泥棒のウォンカのチョコを盗みに行っていたのか。

最初は最悪なものだったけど、このウンパルンパも後に大事な仲間になっていくの激アツ。
顔がいい歳のおっさんでも小人であるから、可愛らしく思えてくる。久しぶりに見ても。可愛い。踊りも可愛い。

ヌードルが実はいいところの子で、その牛耳っている人の弟の子だったのだけど、相続争いで殺された上に不遇な境遇を辿らされていたという点が、不憫ものが好きな者にとっては良き〜!と興奮したり。

ヌードルも無事にお母さんが生きていたし、出会えて良かったなと思う。

こうやって、チョコレート工場が作られていったんだなと思った。

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