見出し画像

【舞台】「咎人の刻印―レミニセンス―」⚠️ネタバレ感想⚠️

 今回も会場前のアナウンスが流れたわけだけど、前とは違って、ちょっとした小話というか、そういうお遊びがあって思わずにやけた。可愛い。

御影さんに猫がいるって教える神無可愛いし、追いかけてドンガラガッシャーンしてあーあと笑ったけど⋯⋯まさか本編に繋がっているとは思わなくて、そういう仕掛けか!と思いつつも、依頼人に返さないといけないけど、返したくないと甘えた声で言う御影さん、可愛いのだが⋯⋯✨✨
その後も、名残惜しそうになのか、東雲くんに「そのナリしてスマホ持っているのか」と言われてたそのスマホカバーが本当可愛らしい猫ちゃんので!
そこは!そこは突っ込まないのでしょうか! と思いながらも、そのカバー欲しいです⋯⋯🐱

今回の舞台オリキャラの一人、マドロミちゃん。やっぱり可愛くて、一つ一つも仕草に可愛い〜と、心の中でうちわを振ってましたけど、マドロミの目的を知って、そりゃあひねくれるわ、世の中全てぐっちゃぐちゃにしたくなるわ。
「男の泣く顔が最高に可愛い❤」と言ってたの、分かる。わかるマン。
最後の最後まで根性ひねくれた性格を丸出しにしていて、その時の世の中全て憎いという顔を演じていて、すご⋯⋯とほぼ前だったのもあり、まじまじ見ていました。

もう一人の重要キャラの蘭は、スタイル良〜〜! とまずそこに思い、そういえばドジっ子キャラだったなと思いながら観てたら見た目に反してのそれで、ギャップ萌えした。
記憶喪失であるからの戸惑いも表現されていて、焦れったくも思えました。
記憶を取り戻すきっかけの過去が本当、涙が溢れそうだった。気を緩んでしまったら、アカンかった。そう思わせるほどの必死な悲痛な叫びとも思える説得力、すごい演技でした。

重要キャラとして名前すら明かされなかったのは、記憶喪失の"蘭"と関係があったからなんだなと思い、あまりにも過保護でウザッたく思っていたけど、父親には住んでいる場所は教えてないはずなのに、呑んだ上に止むを得ずして、最期まで姉のことを想い続けていて⋯⋯泣ける⋯⋯。

そのこともあって自責の念を駆られた蘭もとい楓は咎人となったのが本当辛く思ったけど、同じく妹というマドロミのことが放っておけないとか、最後はあの事務所の部下として依頼をこなしている姿が見られて安堵。

オリキャラの寵は思っていた以上のお調子者キャラで、けどそういう愛すべきおバカキャラは好物なので、恐らくアドリブを挟むところはずっと笑っていて、笑いを抑えるのに必死だった🤭ꉂꉂ
高峰さんはお尻に化粧水塗っていて、ぷるんぷるんなんだぞ! とか「ケツ峰」呼びには本当いつまでも覚えていたいフレーズで、寵が出る度に笑いそうになっていたところに、さすが時任中村さん、すかさず忘れた頃に「しり峰」と呼んでいて、もう笑った。
二人の呼び方が違うのも好き。
二刀流で闘っている姿カッコイイ✨✨と思うところはあるけど、彼のお調子者っぷりも現れていて、かつ、上手く締まらなくて、特に異形化した東雲くんを押さえた神無と時任さんのそのいいところを取ろうと振り下ろそうとした時、ちょうど時任さんの杖があって、分かりきったことなのに、面白くて面白くて、何気なく時任さんを観ると、ごめんってジェスチャーしていて余計に面白かったところ。

あと、高峰さんに何度も叱責されているところも、草。

重光は飄々しているところもあり、彼もアドリブの蘭に絡んでいる時、後に欄に与える武器を掲げて「エクストロパローム!」と呪文を唱えていて、草。
マドロミに情報を売っただろ!と皆に迫られた挙句、骨を折られてて、草。

今回の高峰さん、戦闘シーンは前と変わらずカッコイイけれども、重光を窘めるのに大変そうで、上司と部下という関係なのだけど、暴れ回っている犬をしつけているようにも見えて笑った。
あまりにもはしゃぎすぎた重光が咳き込んだ時、高峰さんでありながらも「大丈夫か」と心配しているの優しい。

時任さんは変わらず企んでいると思わせる面があるものの、今回は皆が時折、「なんか優しくしているの気持ち悪い」と言われてて、それに対して「おい」「なんでだよ」と返していて、ちょっと人間味を感じて笑えたし、ほんわかした。
ほぼ前であるから、前よりも時任さんの杖が見えたよ!!!カッコイイ!!ヘビだった!!カッコイイ!!!
ちょっとしたアクシデントがあるかもしれない、こちらに飛んできたらどうしようと思える程の存在感と迫力。
あれを振り回すのすごすぎる。
神無と共に闘った際、神無の武器を取りに行こうとした時、スライディングして取りに行ったのがかっこよすぎて⋯⋯✨✨何度でも観たいスライディング⋯⋯。

東雲くんの異形化した演技が特に印象的で、思わず魅入っていた。
マドロミがあまりにもしつこくて、失せろだのなんだの言っていたけど、優しい彼でもあるため、放っておけず、少しずつ構ってあげようとした矢先に⋯⋯。

神無は相変わらず神無だと思わせる人懐っこい、まんま神無だと思い、そして身長大きいな、足細いな、情報屋じゃないけど「顔が小さいな」⋯⋯(笑)
あの「ケツ峰」さんのお尻がぷるんぷるんの話題の時、「乳液は?」と訊き、
重光「風呂前に塗る!」
高峰「風呂前じゃ意味ねーだろ!」
と突っ込まれていて、その会話をするきっかけになったよなと。ナイスアドリブだった。
異形化東雲くんとの闘いの時、追いつめるかのように俺もお前の大事な幼なじみがされていたことをしていたと狂ったように言っていて、あの狂気じみた笑い方がゾッとさせるほどで、そう思わせるほどの演技力だった。

御影さんは冒頭で言っていたように、猫可愛い可愛いしている彼が可愛くて、それがほぼ埋めるけど、まさかの客席から登場した時は驚いたけど、観たかった演出な上にステージへ行く道の方だったので、より近くに彼が観られて、本当にそこに御影さんがいる⋯✨と感動した。
それにしても、御影さんの衣装すごくキラキラしていて(前の公演でも言ったような気が)、照明に反射して、彼が動く度にキラキラ⋯⋯眩しい。
御影さんを演じる赤羽さんの静かに、優しい声音で紡がれる言葉は本当、一言一句逃したくないと思うほど、綺麗だよなぁ⋯⋯あの声で毎朝起きたいꉂ🤣𐤔

この記事が参加している募集

舞台感想

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?