クリエイターって…
和菓子屋で10年の修行を経てお店を開いて6年になります。
noteはクリエイターのための場ということでそれっぽいこと書いてみようと思います。
当然和菓子のことも絡めていきます。
クリエイターとは
調べると造物主、創造者、創造的な仕事をしている人だそう。
造物主!?と思って調べたら、天地万物を作ったもの…?ここは神々の集まりの場なのか…!?ということはさておき、創造的な仕事してる人のことという意味で話を進めていきたいと思います。
新しいという基準
じゃあ創造的とは?調べると新しいものを自分の考えや技術などで初めて作り出すさまとあります。
新しいものを作り出す人のことをクリエイターということなのでしょうか。
新しいてだれ基準なんだろ?
世に出されて認知されて初めてこれは新しい!と認めてもらえれば新しいという認識になるのかもしれませんが、世に出されない場合もあって結局新しいと1番に言ったもん勝ちみたいなことにはならないのかな。
世に出されなかった人はクリエイターではないのかな?
新しいという基準って自分じゃなくて世間の認識によるものということになる。
名乗ったらいいのか
和菓子職人も昔は10年が目安といわれてて、10年修行したら職人って言ってもいいんだ!って思ってました。
でもそんなにしてなくても名乗ってる人もいるし、別に名乗らなくてもいいんですけど…基準があるようでなかったりする。
修行する前とか修行中は10年で私も和菓子職人だ!!と思ってやってたので、名乗る気満々でした。
しかし不思議なことに実際なると名乗らない…
ここでは分かりやすくするために和菓子職人って名乗ってますけど、聞かれても和菓子作ってますって言ってる…あんまり自分のことそういえば職人なんて言わないなあと思って。
言葉のイメージ
職人ってなんか自分で言うと小っ恥ずかしい気もします。
昔はあんなに職人名乗りたがってたのに!
職人さん?って聞かれたこともないし…ぽくないってことなのかな?
まあ職人って男の人のイメージ強いし。
パティシエみたいな名が和菓子にもあればいいのに!
イメージ的に言うとやはり「和菓子作る人」なんだよなぁ…私は。
新しいと言わせて
お菓子もイチから発明ってなくて、昔からあるものを改良して、またさらに工夫して…と繋がってるんですよね。
昔からの土台がちゃんとある。
だから正確には新しいものは存在しないことになる。改良版といったところ。
やはり天地創造くらいでないと新しいなんて言っちゃいけない気がする。
でも誰もやってなかったら新しいのだと言いたいし、世間ではそういうことですよね!?
だから私も新しいものを作り出してるクリエイター和菓子職人ということになりますがよろしいでしょうか?
…言いませんけどね
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