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資産形成編1-お金持ちにとって共通のマインドセット

こちらのnoteは「mameka記」シリーズになります。

「お金持ちになりたいなら、原理原則である『(収入-支出)×運用』を考えた方がいいよ。僕は常にここに立ち戻っているよ。」

Mが日本に帰ってきたタイミングでご飯を食べに行こうとなり、一緒にピザを食べながらこの話になった。

彼は、大学卒業後にスタートアップに入社をして、もらっていた途轍もない株の値上がりで20代半ばという年齢でアーリーリタイアした。

「収入は、一番気になるところだけど、何を本業にするかだよね。なんの仕事をした方がいいかに関しては、個人によって全く違うから今回は話さないよ。特に、20代は、自己投資を積極的に行いながらいかに収入を高めるかを考えたほうが良いね。20代の資産運用は元手が少ないので、投資対効果がとてつもなく低い。運用するなら最低4000万円からだね。」

よくいろんな人から、20代は、経験に投資をしたほうが良いと言われている。それは、人と会う、旅をするといったことだ。

「ただし、経験上、自分自身のスキルアップや営業力の向上は、他人から与えられた自己投資や自己啓発では限界がある。自分が血反吐を吐いて、這いずり回って自分の体験で身につけるしかない。ここは、自分でビジネスを早いうちから回したり、お金を稼ぐ経験を積むことだね。」

確かに、早くに自分で稼ぐ経験をすることで、収入を高めることができるな。最近、本業だけでなく、複業や副業もあるから選択肢は多くなっている。

「そして、大事なのは、いかに支出を減らすことだ。自分にとって本当に価値のあるものは何かを真剣に考えてその優先順位にしたがって支出する。」

30代は蓄財をすべき年代といわれているが、成功者はどのように支出を抑えているのだろう。

「人生の三大費用は、”住宅取得費用、子どもの教育資金、老後の生活資金”といわれている。早めに、自分が人生でどうありたいか考えておくことが重要だ。予期せぬ出来事は往々にして起こるかもしれないけれど、プランがあればそれを修正することもできる。行き当たりばったりではだめだよ。」

なるほど、よくファイナンシャルプランナーという仕事を聞くが、ライフプランは他人に任せず自分で行うべきということか。

「ライフプランだけでなく、キャリアプランも重要だ。長期雇用を志向するのであれば、企業年金と公的年金も老後の生活資金の足しになる。プロフェッショナルなキャリアを志向するのであれば、医療、年金、介護、雇用、労災などの社会保険の知識を十分につけた上で、キャリアを積んでいく。」

一般的には、労働収入と公的年金企業年金、退職金金融資産を収入としてベースに考えながら、”住宅取得費用、子どもの教育資金、老後の生活資金”と”日常生活費、自己実現費、緊急出費、介護医療・施設入居”にどれだけ支出するのか、どれだけ減らせるのかを考えるのだな。

「そして、僕の周りの成功者は、高ストレス社会を低コストで生き抜く仕組みを構築している。それは、意思の力に頼るのではなく、やらないことは仕組みをもってとことん排除すること。シンプルだけど、”モノををもたない”、”家にこもらない”、”やるべきことをあと回さない”ということなんだ。」

確かに、普段の生活で気をつけないと、支出ばかり増えてしまう。どういう心がけが重要なのだろう。

「自分の意思で、時間とスケジュールを管理して、支出を最小限にする。安価な製品を買わない、加工食品を辞める、宝くじを買わない、ギャンブルをやらない、ミニマリズムを徹底するなどだ。ただし、常に節約ばかりではなく、好きなものにはお金を使う。」

やらないと決めてしまうことに関しては、意外にシンプルだな。

「そして、隙間時間は読書をする。世界観を広げ、新たな知識と好奇心を繋げ、新たな発想をもとらしてくれるよ。あとは、運動だね。走る、泳ぐ、筋トレをしていれば、健康的な生活を送ることができるよ。人と話したり、感性を高めてくれる体験には積極的に投資したいね。」

いろんなことに支出をしたいと考えていたが、こうして聞いてみると、お金をかけずに楽しめることってたくさんあったりする。

「最後に、運用に関してだけど、これは後ほど詳しく話したいと思う。先ほど、若いうちは自己投資を優先した方がいいと言ったけど、できれば、給与は天引きで投資に回した方がいい。毎月の積立投資可能金額を増やしながら、給与の8割を投資に回すことができたらもう、FIRE目前だ。」

長期間、一定金額を積み立てることが重要と確かに聞いたことがある。

「リスクをとらない限りリターンを得ることはできないとよくいわれるけど、投資対象は、シンプルにINDEXと高配当株で十分だと思うよ。暴落時などに買い増すなどとるべき時にリスクを取ると良いかな。」

なるほど、運用は、テクニックというより、時間を味方につけるべきということか。

投機に走るのではなく、堅実に投資をしていくことが資産を増やしていくことに繋がっていくのだな。

いかに、若いうちに気づけるのかが重要だということだろうか。これから始めるのに遅すぎるということはない。

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