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父への反抗

不快感を与えてしまったら、ごめんなさい。

最近、父と会話することを避けている
もういつから始まったのか覚えていないくらい前から
けど1か月はまだたっていない

会うのは食事の時くらいなのだが
父と視線が合わないようにする
話しても一言二言程度
話の内容によっては無視

といった悪態をついている

言い訳をする気持ちはない
人として、子として、間違った態度であることは自覚している

車を運転していると、父のことを思うとふと悲しくなる
申し訳ない気持ちが襲ってくる
反省もする

けど、拒絶するのだ
父を前にすると言葉が出てこない
どう接したらよいのかわからない

こうなる少し前に、家から飛び出したことがあった
急にいろんな感情が襲ってきて、家から逃げ出した

それは、ある場面がフラッシュバックしたからだ

私が休職して間もなくの頃
「(一言で言うと)適応障害になったのは、自分のおごりだろ」
というようなことを言われた場面を

兄に対しては、本人を否定するような言葉は一つもかけないのに
むしろ労りの言葉や心配の言葉をかけてるのに

兄と私に対する態度の違いを
もう気にしないことにしていたのに

この時は、勝手に脳みそが
その時の場面を突き付けてきて
嫌でも思い出してしまった

怒り、悲しみ、寂しさがこみあげて耐えられなくなって
だから家を飛び出して逃げた

それからというもの、
父に拒絶反応がでた
畑にも気持ちが向かない

うっとうしい
今日は何時に出るの?とか行動を聞かないで
私の名前を呼ばないで
私のする事に、何も言わないで
気にしないでおいてほしい

要するに
私の中で自立したい気持ちが芽生えてきたのだと思う
心が葛藤している最中なんだと思う

今までは
親の期待、会社の期待にこたえられるように生きてきた感が強かった
けど

他人は私の人生など生きてくれない
自分の人生は自分の手で生きるんだ
過去の辛い思い出があったとしても、これからの人生には関係ないんだ
変わる勇気を持つんだ
 (岩見一郎、古賀史健著「嫌われる勇気」より引用)

父からけなされるようなことを言われても
父の物差しで見るとそう思うだけであって、私の存在価値は変わらない
人の評価で落ち込む必要はないし、相手を攻めようとも思わない
私自身の価値は私が一番に認めてあげるんだ

そんな事を言い聞かせて、ただ前を向くようにしている

無事家を出れるまでに時間はかかりそうだけど
この葛藤の先に
父と
以前のように普通に会話ができるようになる日がくることを願いながら
もうしばらく反抗することをお許しください


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