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一度死んだから言えること!

◎今まで書かなかった下半身事情3(膀胱炎編)

初めての膀胱炎?!・・・と誰も気づかなかった件です。( ノД`)シクシク…兆候は少し前に始まっていました。導尿カテーテルで排泄された尿は、図のように採尿バッグへと集まります。

これを1日に1~2回ほど回収しに来るのですが、発病の数日前に「濁っているわね~」と言いながら回収されたのを、後になって思い出しました。

導尿カテーテル

それは突然に「イタタタタ!」と言うサイレンのもとに始まったのです。排尿をした瞬間にね。尿道全体でもあり奥の方でもあり、なんかとんでもなく痛いのです。

それまでは自動排尿機能で勝手に出て行くものだったのに、排尿が起こるたびに痛くて堪らないのです。

特に始まりと終わりが痛いので、思わず声が漏れてしまうんです(°_°)こんなの初めてで、とにかく「いてててて!」とつい声が漏れてしまう(笑)

それが夜中でも朝方でも構いません。自動排尿機能が作動した途端に痛みです飛び上がります。まさかこれが膀胱炎なんて知る由もなく、しゃがれた声で呻いていました。

※この頃は夜間でも時々無理を言ってスピーチをカニューレに入れてもらっていたので、その擬似的な声で呻いていたのです

その状態を看護師に伝え、やはり尿が汚れている事から膀胱炎になったのだと、病院側もようやく気づいたと言う感じでした。

直ぐに抗生物質の投与が始まるのですが、魔法の様には効かないのです。

なぜか?喉を切開する以前から、そもそもが感染症扱いなので、痛み止めの麻酔の他に抗生物質やステロイドを多量に投入されていましたから、体が慣れちゃって効き目が遅れた様です。

結局は3日位は痛かったと思います。ちなみに薬が効き始めた途端に、痛みはどこ吹く風となりました。笑けるくらいにね(´・ω・`)

「尿が汚れている時点でわかるだろうに」と腹立たしくもありましたが、すべては後の祭りです。本当に何の病気で入院したのやら?です。

しかし、結果としてこれ以上は導尿カテーテルを入れとくわけには行かないと言う状態になり、カテーテルを予定より早くに引き抜くことになりました。

なんかね先っぽの方がバルーンになっているので、ポコンって感じで抜けたのが悲しくも可笑しかったですね(><)

それで物事は終わらないのがミソで、取り外した状態では膀胱括約筋は未だ麻痺してるので、尿はどうしたら良いのか?と言う問題が残るのです。

そして必然的に与えられた命題は【自力排尿】と言う事です。これが凹む凹む(笑)


続く



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