こんにちは。
普段は各クールのアニメの感想などを投稿している豆蔵という者です。

この度はアニメとは切っても切り離せない主題歌について語りたくなったので筆を取ってみました。
しばしの間、お付き合いいただければ幸いです。

アニメのＯＰやＥＤっていいですよね～。
もはやあって当たり前となっていますが、日本のアニメが育てた偉大な文化だと思います。
９０秒という限られた尺の中に、この作品とはなんぞやとか登場人物の相関関係とかストーリーの伏線とか色々詰まっていて、本当に制作陣にとっての作品愛の見せ所になっている気がしますね。

なので、自分はそれらに敬意を払い、アニメの視聴時は毎回飛ばさないようにしてます…とか言えたらいいんですけど、やっぱりそれはお気に入りのＯＰやＥＤだけになっちゃいますね（笑
でも、最初の１回は必ず飛ばさずに見るようにしています。

さて、そんな中で最近は強烈に刺さるＯＰやＥＤってあんまりないよな～と感じていたところなんですが、今期は久々にこんな記事を書いてみたいと思えるぐらいに気に入ったＯＰがあるんですよね。
それが、本記事のタイトルにも掲げさせていただいた「カッコウの許嫁」ＯＰの『凸凹』です。

良いＯＰやＥＤの条件の一つには、曲と映像の相乗効果というものがあると思うんですけど、このＯＰはお互いがお互いを高め合うって感じでホントに素晴らしいですね。
そして、特に痺れた…というか、ほぼほぼ８割ぐらいの魅力がそこに詰まっていると言っても過言ではないのが、ＯＰのタイトルロゴの演出です。

まず、このＯＰは曲が始まってもなかなかタイトルが出てこない…（笑
そして、しばらく曲が進んで盛り上がりが最高潮に達するサビの入りに、さあここからドラマが始まるぞとばかりにバーン！と出してくるわけですよ。
これだけでも凄く粋な演出なんですが、そこに至るまで画面が縦に２分割されていたのが、ここでカメラを引きながらじんわりと一つになるのがまた憎い演出なんですよね～。

歌詞も「混ぜたら危険でしょうか」からのこれですからね。
お互い別々の道を歩いていた二人が、ある出来事をきっかけにその運命の糸を互いに絡ませるようになる。
こうやって登場人物の関係性に歌詞を重ね合わせていくのも楽しいですよね。

あ、そういえば『凸凹』を歌っている吉岡聖恵さんって「いきものがかり」のボーカルの方らしいですね。
らしいって言い方をしたのは、実は自分はそれを教えてもらうまで全然知らなかったもので…（笑
お恥ずかしながら、「いきものがかり」の曲ってほとんど知らないんですよね…。
あの『からかい上手の高木さん』の第１話のＥＤ曲だった「気まぐれロマンティック」も、最初はカバーじゃなくてオリジナル曲だと思ってたぐらいです。
周りにこの曲いいよね～って言ったら、それカバーやでと教えられた恥ずかしい思い出…（笑

なので、今回も吉岡さんが歌っているからというようなバイアスは一切なかったです。
でもホントに素晴らしい曲なので、作ってくれてホントにありがとうと伝えたいですね。

最近は、純然たるタイアップ楽曲ってあんまり無いと思うんですけど、ありがたいことにこうしたアニメの主題歌を手掛けてくれるアーティストの方々が、作品の内容を踏まえた上で曲を書いてくれることが多くなったからなんですよね。
その点、『凸凹』の歌詞については、むしろ昔のようなタイアップ曲に近いところもあるのかなと個人的には思っています。
ここまで語っておいて、話の腰を折るようで申し訳ないのですが…。

というのも、たしかに歌詞の中には本作品の主人公とヒロインたちとの相関関係やドラマ性を重ね合わせることもできるなと感じる箇所も少なくないのですが、別に「カッコウの許嫁」じゃなきゃダメってところまでは感じなくて。
恋愛描写のある作品なら多かれ少なかれこういう要素はあるよねっていう。

あ、でも『凸凹』の歌詞はめちゃくちゃ好きです。
特にサビの「運命を少しかじっただけなのにもう忙しい」っていうところは思わず天才かよと思いましたね。
単純に楽曲として、歌詞もメロディーもものすごくクオリティの高いものに仕上がっている…というのが偽りのない本音です。

もしかしたら、今後ストーリーが進むに連れてこの歌詞もより馴染んでくるんですかね？
自分は本作品については原作未読勢なので、そうなったら盛大にゴメンナサイですね（笑
２クール作品らしいですが、最後までＯＰは変わってほしくないな～。

ちなみに、自分は本作品では幸推しです。
「赤ん坊の取り違え」っていうストーリーのギミックを一番美味しく生かせそうなのは、間違いなく「これまで妹として暮らしてきたけど、実は血が繋がっていなかった」という王道展開が望める彼女ですよね。
今からもう、切ないシーンがいくらでも妄想できてしまって期待値上がりまくりです。
周りに聞いても、幸推しの人は多かったですね～。
やっぱ、皆こういうの好きなんだね（笑

単純にアニメとしても今期トップクラスにお気に入りの作品なので、この辺りはまた春アニメの感想でも語っていきたいと思います。
その時は、よろしければそちらもご覧いただけると嬉しいです。

それでは、今回はこの辺りで失礼します。
ここまで読んでくれた方はありがとうございました～‼