豆蔵

主に各クールのアニメ&アニメ映画の感想を投稿しています。気まぐれで考察記事も。

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  • アニメ感想まとめ

    各クールのアニメ&アニメ映画の感想をまとめています。

  • 考察記事その他

    単発の作品記事、オタク文化について日頃感じていることなどを不定期に投稿しています。

最近の記事

2024冬アニメ感想まとめ

2024冬アニメの感想をランキング形式でまとめています。 <31位> アンデッドアンラック評価:B- お気に入りキャラ:ラトラ 前期の感想でも述べたが”ノリが少年漫画すぎる”という点は相変わらず如何ともし難く、深夜帯に放送する作品としてのアンマッチをつくづくと実感する結果に。昨今は「少年漫画」という括りであっても大人も楽しめる作品も多いが、例えば家に疲れて帰ってきた社会人が本作品を見て何を感じ取るかというような点に響く描写をあまり感じられず、中途半端なシリアスさもかえっ

    • いろんな「山田」を10人集めてみた

      最近、「山田」って苗字のキャラけっこう多いよねという話題になったので改めて集合させてみた次第(ヒロインキャラのみ)。 一言ずつコメントもしてみたので良かったらご覧ください。 山田あゆみ(CV.高橋美佳子)@『ハチミツとクローバー』 山田と言えば『ハチクロ』の山田という人も多いのでは。 カップリングの結末についていまだに納得していないのは自分だけではないよね…? 真山は謝っても許さない。 山田葵(CV.広橋涼)@『WORKING!!』 一時期、「好きなアニメキャラは?

      • 【超私的10周年記念企画・後編】歴代アニメ感想振り返り(2016秋~2019冬)

        さて、以下【後編】では、引き続き2016秋アニメ~2019冬アニメについて、改めて当時の感想を掘り起こしつつ振り返りを行っていきたい。 企画の趣旨については、【前編】の冒頭で述べさせていただいているので、もし未読の方であった場合はそちらを参照されたい。 【2016秋アニメ】<視聴作品一覧> 『亜人』 『ViVid Strike!』 ◎ 『WWW.WORKING!!』 『うどんの国の金色毛鞠』 『Occultic;Nine -オカルティック・ナイン-』 『機動戦士ガンダム

        • 【超私的10周年記念企画・前編】歴代アニメ感想振り返り(2014春~2016夏)

          以前、どこかの記事でも少し触れたことがあるのだが、自分はこの「note」という媒体にて各クールのアニメの感想の投稿を始める前は、私的文書として仲間内だけでその紹介を行っていた(「note」への投稿は2019春アニメから)。 この度、2014春アニメから本格的に始めた各クールのアニメの感想の執筆が今期(2024冬アニメ)にて丸10年を迎えるということで、「note」にて投稿を始める前の期間の作品(2014春アニメ~2019冬アニメ)について、前後編に分けて、改めて当時の感想を掘

        2024冬アニメ感想まとめ

        • いろんな「山田」を10人集めてみた

        • 【超私的10周年記念企画・後編】歴代アニメ感想振り返り(2016秋~2019冬)

        • 【超私的10周年記念企画・前編】歴代アニメ感想振り返り(2014春~2016夏)

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        • アニメ感想まとめ
          20本
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        記事

          『アイドルマスター ミリオンライブ!』のアニメですっかり老害になってしまったのを実感したという話

          今回、筆をとったのは、2023秋アニメにて放送されていた『アイドルマスター ミリオンライブ!』(以下「ミリマス」と表記)につき、世間の評価と自分の評価にギャップがあると感じたことがきっかけである。 自分は毎クールのアニメの感想をランキング形式で投稿しているのだが、ミリマスについては完走した30作品中、28位とかなり低い評価となっており、批判的な観点に偏った感想となってしまっていた。 しかし、当該記事の投稿後にミリマスの感想を色々と読み漁っていると、ネガティブな意見はあまり見ら

          『アイドルマスター ミリオンライブ!』のアニメですっかり老害になってしまったのを実感したという話

          2023秋アニメ感想まとめ

          2023秋アニメの感想をランキング形式でまとめています。 <30位> 川越ボーイズ・シング評価:B- お気に入りキャラ:出井天使(だんぼっち) 長らく絶対的正義を誇示し続ける美少女全盛期の中においても、美しい男声オンリーのクワイアには大いに惹き込まれるものがあり、熱いスポ根要素も合わさり序盤の期待感は高かったのだが、”安定しない作画”という場外の要素により台無しにされてしまった感が強い。また、1クール作品で”親の都合に振り回される子供”を描くのは、何のカタルシスも生まず

          2023秋アニメ感想まとめ

          最近、読んだ漫画のヒロインが最の高すぎたので思わず紹介したくなったという話(@『あそこではたらくムスブさん』)

          「コ〇ドームから始まる純愛があってもいい」 もし、こんなキャッチフレーズがあったら、皆さんはどう思われるだろうか? 「純愛」とは謳っているが、きっと、ズブズブでえちえちな展開を期待してしまう人が多いのではないだろうか。 しかし、本作品はその邪な想像の斜め上を越えてくる。 これは、「コンドームの制作会社」で働く男女のまごうことなき純愛物語なのである。 最初に作品の概要を軽くおさらいさせていただくと、今回紹介させていただく『あそこではたらくムスブさん』は、モリタイシ先生によ

          最近、読んだ漫画のヒロインが最の高すぎたので思わず紹介したくなったという話(@『あそこではたらくムスブさん』)

          2023夏アニメ感想まとめ

          2023夏アニメの感想をランキング形式でまとめています。 <31位> 白聖女と黒牧師評価:B お気に入りキャラ:セシリア お互いに想い合っているのが周りからはバレバレなのに、本人同士だけがその一歩を踏み込めないなんとももどかしい”いちゃラブコメ”。大量に砂糖を吐き出しそうな展開の連続に胸焼けは必至だが、こういうのが正直一番感想に困るのもまた事実。”聖女”という立場がどうやらもうそれだけで職業として成り立っているようで、ほとんどニートのような様相すら時に呈しているセシリア

          2023夏アニメ感想まとめ

          「逆張りオタク」は幸せになれるのかという話

          いわゆる「逆張りオタク」という言葉に、皆さんはどのようなイメージをお持ちだろうか。 軽くインターネット検索をしてみても、「マイナーな立場で戦う俺、カッコイイ」といった評論家気取りの揶揄の対象とされてしまうような人物像がまずは浮かび上がるあたり、どちらかといえばネガティブなイメージを持たれている方が多いのではと思われる。 かくいう自分もどちらかといえば、逆張りすることに喜びというか、そこに「意見・評価・嗜好としての価値」を程よく感じてしまうタイプの人間であることは否定できず、

          「逆張りオタク」は幸せになれるのかという話

          2023春アニメ感想まとめ

          2023春アニメの感想をランキング形式でまとめています。 <30位> 久保さんは僕を許さない評価:B- お気に入りキャラ:平玉緒 存在感ゼロの”モブ”男子であったはずの主人公が、クラスのヒロインの久保さんになぜか気に入られてベタベタと構われるという思春期男子の妄想炸裂のような作品。席が隣同士というお約束展開含め、『からかい上手の高木さん』を彷彿させるものは大いにあるのだが、いかんせん主人公が(自分の存在感の無さにあきらめの境地に至っているとはいえ)常に受け身で全く能動的

          2023春アニメ感想まとめ

          「推しヒロイン」と「嫁ヒロイン」は似ているようで実は別物だという話

          「note」においては、毎クールのアニメのランキングによる感想記事を投稿させていただいている自分であるが、その中において、作品ごとに「お気に入りキャラ」として、その言葉どおり「その作品の中で最もお気に入りのキャラ」を選出して記載を行っている。 そして、その際に「お気に入りキャラ」として選ばれるキャラについて、どのような傾向があるかであるが、言うまでもなく、圧倒的に女性キャラであることが多い。 この傾向については、以前の記事でも述べさせていただいたように、オタク文化における女

          「推しヒロイン」と「嫁ヒロイン」は似ているようで実は別物だという話

          オタク文化における「女子スポーツ作品」の立ち位置とその独自の魅力について語ってみた

          以前の記事において、オタク文化における「女性キャラ」の絶対的優位性について語らせていただいたが、その中で「スポーツ系作品」に関しては例外的に男性キャラに優位性が見られるとして、その限りではないとも語らせていただいたところである。 しかし、こと近年においては、例えば直近の2023冬アニメで放送されていた柔道女子の眩しい青春を描いた『もういっぽん!』が世間でも高い評価を得ていたように、「女子スポーツ作品」の中にも、男子スポーツ作品に負けず劣らずの人気を博している作品が多く存在し

          オタク文化における「女子スポーツ作品」の立ち位置とその独自の魅力について語ってみた

          2023冬アニメ感想まとめ

          2023冬アニメの感想をランキング形式でまとめています。 <30位> アルスの巨獣評価:B- お気に入りキャラ:クウミ 旭プロダクションによる新作オリジナルアニメ。同社による過去作のラインナップ(『ピーチボーイリバーサイド』等)はちと弱いかなと思うところもあったのだが、本作品についてはヒロインのクウミのドラマ性を秘めた存在感と“死に損ないのジイロ”の半保護者的な立ち位置含め、作品としての芯がしっかりしておりその物語の行く末を楽しみにしていた。しかし、もし本当にここで終わ

          2023冬アニメ感想まとめ

          結局『ぼっち・ざ・ろっく!』と『けいおん!』は似ているのか似ていないのかという話

          2022秋アニメにおいて『ぼっち・ざ・ろっく!』が話題になって記憶が新しいが、その際、表記タイトルのような議論を経験した人も多いのではないだろうか。 『ぼっち・ざ・ろっく!』を語るに当たって、かつて一大ムーブを引き起こした『けいおん!』との比較は、オタクにとっては避けては通れない道である。 そして世の中には2種類の人間しかいない。 言うまでもなく、似ている派と似ていない派のどちらかである。 今回は、この議論についての自分の意見を述べていきたい。 結論から述べると、自分は似

          結局『ぼっち・ざ・ろっく!』と『けいおん!』は似ているのか似ていないのかという話

          原作勢ではない自分が『惑星のさみだれ』のアニメを存分に楽しめてしまったという話

          本記事は、『惑星のさみだれ』(以下『さみだれ』と表記)という2022年夏から秋にかけてアニメ放送がなされた作品についての個人的な考察記事である。 本作品の原作は2005年4月から2010年8月までにおいて、水上悟志先生により「ヤングキングアワーズ」にて連載がなされ人気を博した作品であり、コミックスは全10巻で刊行されている。 つまり、もう10年以上前に連載が終了した作品であり、原作ファンにとってはまさかの、そして念願叶ってのアニメ化だったのである。 しかし、どうやら原作フ

          原作勢ではない自分が『惑星のさみだれ』のアニメを存分に楽しめてしまったという話

          2022秋アニメ感想まとめ

          2022秋アニメの感想をランキング形式でまとめています。 ※『かがみの孤城』の感想を追記しました。(2023/1/7) <26位> 忍の一時評価:B- お気に入りキャラ:鈴ノ音涼子 自分が「忍者」という要素が基本的に好きなこともあり序盤は期待度込みでそこそこ楽しめたのだが、終わってみれば「結局何がやりたかったのか」という一言に尽きるという結果に。全ての作品にメッセージ性を求めているわけではないが、「忍者である必要はあったのか」「あったとしてそこから伝えたいことは何だった

          2022秋アニメ感想まとめ