嫌いな人

私は自分を「観察」する事を始めるまで、嫌いな奴は自分とは真逆の人だと思って生きてきた。

ケチな奴は嫌いとか、メールの返信が遅いやつは嫌だとか、大体yesかnoはっきり言わないやつはなんなんだ。などといった感じ。

自分を観察していくと、そいつは自分であることに気づく。

何が「ケチ」なのか。どれくらい返信に時間がかかると「遅い」のか自分の中でこれらの「世界」があるということだ。

そんな自分のイヤなところを一生懸命隠して生きているわけだ。
だから相手にも、私はそれを表に出さないで生きてるんだから出すんじゃないよと言わんばかりに、「嫌い」という結論に辿り着く。

好きも嫌いも自分の中でにその世界がないと判断ができない。
知らない物や世界は判断しようがない。

嫌いな人は自分と似ている人である。


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