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留学先でのあれこれ

前回の記事は、結局noteを書くに至った経緯と、留学を決めた理由で終わってしまった。
そこで今回は、本題!
私が感じた留学先でのあれこれを語りたいと思いまーす☆


What is your passion?


ある日の授業で、教授に自己紹介がてら、write me about anything you are passionate aboutと言われ、一枚の紙を渡された。
なんだろう。私は日々やっていることを思い返した。
ユーチューブ、ネトフリ、美味しいものを食べる、友達と話す、、、

でもこれらのことは書くほどのものなのだろうか。
私は考えれば考えるほど、何も書くことが思いつかなった。でもそんな中、隣に座る友達はスラスラと書いていた。

私は慌てて、映画鑑賞、旅行に行くことと王道な趣味を書いた。でも後からこの状況に少しショックを受けた。

海外に来て、休日は公園でランニングをしたり、川沿いをサイクリングしたり、(フランスには、自転車を置くスペースが公共交通機関に設けられているほど、サイクリングが流行っている…?っぽい?)
仕事をしながら自分の好きなことを満喫している姿をたくさん見る。
でも自分の自由時間は適当にユーチューブやnetflixを観たりすることだけだった。


だから家に帰って、「趣味がない人 どうすればいい」と検索した。
すると、こんなことが書いてあった ↓

好きなことを趣味と言えない理由
→語れない、知識がないから
→長続きしないから
→恥ずかしいから

うーん。たしかに、自分はK-POPを聞くのは好きだし、バレーボールも好き。勉強面でいうと、人と話せた時の喜びがあるから新しい言語を学ぶことも好きだし、自分の周りで起こっていることを知り、人の役に立ちたいから国際問題を調べることも興味がある。
でも、これらは全部口にするほど自分が詳しいか、上手か、好きかと言われたら自身がない。社会問題に興味もあるが、意識高いと思われるのが少し嫌だ。
周りの目を気にして、自分に自信がなくなっているなー自分と少し感じた。

一概には言えないけれど、
ダイバーシティで、自分を大切にしている人が海外には多い気がする。これは、私が留学中に、身に着けたいことだ。

さらに、Stop searching for your passionというタイトルのTed talkではこんなことも言っていた。

”…passionate is not a job, sport or a hobby. It is the full force of your attention that you give your energy to whatever is in front of you and if you are so busy looking for this passion, you could miss opportunity that change your life.” 
(情熱は、仕事でもスポーツでも趣味でもない。目の前のことに全精力を傾けることであり、この情熱を探すのに忙しければ、人生を変えるチャンスを逃しかねない。)

So look for your favorite problems and be useful to them so that people will thank you, hug you and pay you. …and that will become your passion.
(だから自分の好きな問題を探し、その問題解決に役立つ存在になることで、人々から感謝され、ハグされ、お金をもらえるようになる。…そしてそれがあなたの情熱となる)

”You don’t follow your passion, your passion follows you.”
(情熱を追いかけるのではなく、情熱はあなたを追いかける)


私はこのスピーチを聞き、すごく説得させられた。
一つのことに引っかかりすぎてしまう自分の性格。これは一度立ち止まり、考えるきっかけをくれるという意味で良いことでもあるが、もっと楽観的に生きることがいい場合もあるんだなあって。

授業の何気ない言葉から、とても考えさせられた日でした☾

パーティーナイトに参加した日のこと

友達に誘われ、初めて夜のパーティーに参加した。

正直怖かったが、留学に来たら、経験として一度は行っておかなければと思い、友達と3人で行くことにした。

開始は23時からで、私たちは5分前に集合場所に着いた。

でもこれは海外あるある。。。
誰も人がいなかった!!
人が来るまで、10分、20分、30分、、、
ようやく始まったと思って時間を観たら24時を超えていた。そして盛り上がり始めたのは24時半頃だった。

深夜とは思えないほど、みんなノリノリで踊っている。
現地で会った、メキシコ人の友達のグループに混ぜてもらい、一緒に踊ったが、曲がわからないっ。。。
やっとわかる曲が流れた!と思っても、周りが踊ってるように滑らかに腰が動かないっ。。。

そんなこんなで、1時半前には帰宅した。

珍しい空間に浸れて、とても楽しかった(^^♪
私が想像していたクラブパーティー?のイメージとは全然違く、みんなただただ音楽とダンスを楽しんでいた。そしていろんな国から集まっている留学生だが、みんな自分の国ではクラブ文化が根付いているようで、私だけ少しカルチャーギャップを感じた時間だった。

初めて出会ったベジタリアンの友達

ある日の授業前、クラスのドイツ人の友達とカフェでお茶をしたときの話だ。

フランス語のクラスで初めてできた友達で、普段からよく一緒に話していたが、カフェでゆっくり面と向かって話すと知らない一面がたくさん見えてきて、とてもおもしろかった!

まず、彼女はベジタリアンだという話。
正確に言うと、彼女は、
肉は一切食べないが、魚・卵・乳製品は食べる「ペスコ・タリアン (pescetarian)」らしい。

これはネットで調べた情報だが、

ベジタリアンには、
・ヴィーガン(完全菜食主義)
・フルーツタリアン(果実常食者)→ヴィーガンよりも厳格
・オリエンタル・ベジタリアン
・ラクト・ベジタリアン:乳・乳製品は食べるが、肉、魚類は食べない
・オボ・ベジタリアン
・ラクト・オボベジタリアン:一般的に意味する「ベジタリアン」で、乳・卵は摂取するものの、肉や魚類は食べない
・ペスコ・タリアン
・ポーヨ・ベジタリアン:肉類の中では鶏肉のみ食べ、魚、卵、乳も食べる
・セミ・ベジタリアン:場合によっては肉類も食べる

の9種類があるらしい。


そして、彼女のきっかけは、7年前。
(少し、不快にさせてしまうかもしれないので、心配な方は飛ばしてほしい。)
彼女はもともと動物が大好きだったそう。
でもある日突然、自分は自分で動物を殺せないのに、なぜ他の人が殺した動物を食べれるんだろうと疑問に思ったそうだ。
そこから、まずは一か月間食べるのをやめてみようと決心したそうだ。

彼女はもともと普段からお肉を頻繁に食べるわけではなかったため、気づいたら、今まで継続していたそうだ。

何か変化はあった?と聞くと、
体重も今までと変わらず、変わったのはプロテインの摂取方法を少し考えなければいけなくなったことくらいだそうだ。

お腹がいっぱいになるのか?と尋ねたら、
パンやパスタなどの炭水化物は取るし、!だからヘルシーなのかはわからないけど(笑)と言っていた。

あとは、ドイツでは、ベジタリアン思考が進んでいるらしい。
レストランに行っても、ベジタリアン用のメニューは大体4種類くらいあるらしい。(フランスでは大体1種類あるかって感じと言っていたし、日本もそうだなーと思った)
環境面での考えなど、国民意識が高いのはやっぱりさすがドイツだな~と感じた。


また、ドイツでは大学までの教育費が無料だという話。
(保険料などの共済費や管理費はかかるが、そんなに高くはない)

そのため、留学費用も普段大学に払う共済費などのみでいいらしい。
多くの国では、大学までの教育費が無料だということは聞いたことがあったが、実際にそのような話を直接聞くのは初めてだった。
いいなー!!!


子どもがいない人や、経済的理由などで大学進学よりも就職を選択する家庭にとっては、デメリットではあると思うが、やっぱり私は安直に無料教育に賛成意見を持ってしまうなー。

と、あんなこんなで今日はこの辺で!!
Bonne journée~!

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