落ち葉を拾うように、過去を拾って資産にする
自己紹介を書いてから、あっという間に日にちが経ってしまいました。毎日noteを更新されている方、心から尊敬します…。
四季のように巡りゆく人生
11月も中旬。私が住む北アルプスの地域は、足元に落ち葉が広がってふかふか布団になっています。紅葉は落ち葉になっても美しいですね。
つくづく…。
四季が移りゆくように、人生も移りゆき巡っているなぁと思います。
足元に散らばる落ち葉は、気づけばすっかり見えなくなります。そしてあっという間に冬を迎え、葉っぱのない木だらけになり、春が来て芽吹き、夏には新緑の景色が広がる…。
この移り変わりの中で、落ち葉は、土壌にいる微生物に分解されて、植物たちの生育に必要な栄養素となって再利用されているそう。
落ち葉という過去を生かす
人生にも葉っぱが生えるとしたら、それはいつしか落ち葉になります。
それはときに栄養素となって自分を生かしてくれることもあるけど、そうなるのは普段から意識して活用しているから。
過去は増えれば増えるほど覚えていられない。しかも嫌なことほど忘れたほうが一見楽に生きられるように感じます。
でも瞑想を通して気づいたことがあります。
人生を上手く生きている人ほど、過去を放置せず、丁寧に振り返って整理をしています。苦しい過去は蓋をしたくなるけど、自分(特に闇)と向き合った人ほど、過去への見え方が変わり、”人生は自分次第”という言葉を奥深くまで咀しゃくしているように見えます。そして過去を資産に変えて飛躍しています。つまり落ち葉が栄養素になっている状態。
何もしないと過去や思い出になった落ち葉は、知らぬ間に溜まっていくだけで発酵されていかない。
写真や日記はそれを覚えておくツールにも役立ちます。でも使い方によって足枷にもなるので過去の扱い方を知ることが必要だと私は思います。
進みたい人ほど過去を活用する在り方を
過去に囚われるのではなく、過去を生々しく想起させてエッセンスだけ残していく。そうしていくと、次第に今の自分がいかに支えられてきたかで胸がじーんといっぱいになります。
そして、その思いが溜まっていけばいくほど、辛いことがあってもこんなことでくたばってる場合じゃない!と何度転んでも起き上がれるようになります。
過去を振り返らない…。それが必要な時期もあるなと思います。でももし自分を変えたい、環境を変えて飛躍したいと思ったら、そのときこそ、先を急ぐよりも、立ち止まり、向き合える過去から一つずつ振り返ってみると”急がば回れ”のように進みます。
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