狸穴猫(まみあなねこ)

情報分析と思考が趣味のおばさん。埼玉育ちだが大阪府内某川の土手っぷち近くの狸屋敷在住 …

狸穴猫(まみあなねこ)

情報分析と思考が趣味のおばさん。埼玉育ちだが大阪府内某川の土手っぷち近くの狸屋敷在住 成人発達障害者のための自助会やってま。情報商材や美容・健康グッズは売らん主義の物販アフィリ屋。むかしの名前はアライグマ。

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世界中で愛される、日本の「マンガ・アニメ」は、社会学者や教育学者によって不当に弾圧され続けてきたことを掘り起こしておく

鳥山明氏の訃報から2024年3月8日、漫画家の鳥山明先生が急逝されたことが報じられた。 「Dr.スランプ」「ドラゴンボール」そして、ゲーム「ドラゴンクエスト」のキャラクターデザインなどで、日本中で鳥山明氏の作ったキャラクターを一つも知らない人のほうが少ないだろう。 早すぎる!なんでこんなに早くに逝ってしまうんだ!と思った。 リアルタイムでDr.スランプは読んでいたし、ドラゴンボールのアニメは息子が小さいころに一緒に楽しんでいた。そしてしっかり、うちにも「スライム」がいる。

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    • 「奈良教育大付属小いじめ事件」と「奈良教育大付属小不適切授業問題」

      奈良教育大付属小不適切授業問題 また君が代問題かと思いきや… 2024年1月16日、「奈良教育大付属小の指導内容が不適切だった」というニュースが飛び込んできた。 【独自】必修の習字授業なく「君が代」指導もなし…国立奈良教育大付属小で不適切授業 検定教科書使われず学校教育法違反も Yahoo!ニュース FNNプライムオンライン (2024/1/16) (これが初報、ニュース本体は掲載期間が終わっているようなのでアーカイブ) 上記記事のコメント欄もアーカイブが残っているよう

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      • 令和の焚書事件(出版妨害事件)を、言論の自由と出版関連業界の問題として考えてみる

        「トランスジェンダーになりたい少女たち」2024年4月3日、とうとうあの本が発売された。   昨年末に活動家の圧力によってKADOKAWAからの発行が見送られたアビゲイルゲイル・シュライアーの"Irreversible Damage"の邦訳である。 広告もなかなかふるっている。「焚書」を前面にだしている。 さて、経緯を KADOKAWA本への出版中止アクティビティ昨年の暮れ、KADOKAWAから『あの子もトランスジェンダーになった』というタイトルの本が1月に発売される

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        • いまなお「学級会かよ!」「帰りの会かよ!」と言いたくなる案件が多発する理由-教育学者が語らない教育史2

          SNS上では「学級会」という文言は「オキモチ原理主義での吊し上げ」といった意味でつかわれることが殆どである。 ※この記事は、価格設定はしてありますが、投げ銭方式なので全文無料でお読みいただけます。気に入ったら買ってね! 根拠がろくすっぽない憶測に基いた、あるいは印象操作的な、批難の大合唱が「学級会的」「学級会民主主義」と揶揄されることは少なくない。 いわゆる「アベガー」と言われる「アベ政治を許さない!」ムーブメントは非常に典型的なそれだったように思う。 上の二つなど、

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          いじめ案件での「相互謝罪・仲直りの強制」はなぜ起こる?

          大分地裁でのある裁判の判決から大分地裁で、いじめによって私立高校からの自主退学を余儀なくされた女子生徒が、学校と教員を相手取って起こした訴訟の判決が出たそうだ。 このポストの引用ツイート、非常に興味深いものが並んでいるのだが、ちょっとそれは脇において、ソースを辿るとNHKのニュースがでてきた。 このニュースのミソは、バランスの悪い「謝罪の会」で、相互謝罪させてナカッタコトにしようとした教員側のやり方に対して「原告側に損害を与えた」という司法判断が下ったということ。 大分

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          「突然キレだす教師」の種明かしをしてみる―教育学者が語らない教育史(1)

          ※この記事は、価格設定はしてありますが、投げ銭方式なので全文無料でお読みいただけます。気に入ったら買ってね! 突然キレだす教師という災難学校にはたまに「突然キレだす教師」というものが生息している。 何がきっかけなのかワカランが、ヒートアップして怒りモードに入り、児童生徒が、職員室にお迎えに行くという「儀式」を何度か繰り返すことでその怒りを鎮め奉るという、奇妙な習わしがある。 不毛な思いをした方は…かなりいそうだ。 この担任はその後何クラス担任したんだろう?   そし

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          長崎大准教授のテロ擁護論から考える、人文学者の硬直性

          また、学者先生の暴走だ長崎大学准教授の森元斎氏が、テロ礼賛論といってもいいようなものを出した。 また朝日か?と思った人もいただろうが、朝日ではない。   この部分からわかることは、この記事自体、「著者インタビュー」という体裁での、一種の書籍プロモーションであるようである。 「集英社」による下記の本(こちらの版元は集英社インターナショナル)の炎上マーケティングかもしれない。 ※この記事は、価格設定はしてありますが、投げ銭方式なので全文無料でお読みいただけます。気に入っ

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          長崎大准教授のテロ擁護論から考える、人文学者の硬直性

          SEALDsとはなんだったのか?

          SEALDs…、2015年に彗星のようにあらわれて、一年ちょいであっという間に解散した学生運動団体である。 久々にその話題が出てきたのでちょっとおさらいしてみたくなった。 奥田愛基くんは、2015年9月に安全保障関連法案を審議する参院の特別委員会で意見を述べるなど、大活躍しとったのに… 猫又BBAの印象…基本メディアでしか見ていないワシの印象をちょっと語ってみよう。 のっけから、左翼ジジババ~中年の連中に煽られ、お膳立てされた活動家二世の学生らが「ちょっとオレタチ風情

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          学校はなぜ「犯罪行為といえるような”いじめ”」を学校の内に抱え込もうとしてきたのだろう?

          ※この記事は価格設定はしてありますが、最後まで無料でお読みいただけます。お気に召したらご購入を! 令和5年2月の文科相の会見令和5年2月、文部科学大臣が定例記者会見の冒頭で、「犯罪に相当する事案を含むいじめの対応における警察との連携の徹底」等、いじめ対策に触れた。 文部科学省Webサイトにテキストも掲載されている。 同日に出された文部科学事務次官通達が下記。 これは「大きな一歩」であったと思う。 是非、多くの保護者の方に知っていただきたいと思う。   学校は、治外

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          令和6年能登半島地震とともに噴き出した「戦後レジーム」を追う シリーズインデックス

          2024年は能登半島地震で明けた。 被災者の皆様には心よりお見舞い申し上げるとともに、被災により亡くなった方々には哀悼の意を表する次第。 さて、今回の地震において、発災翌日あたりからSNSでは各種の議論が巻き起こっているが、大規模自然災害では「支援」「福祉」が大きく関係することもあり、議論ががもつれまくる感はある。 私はその多くにいわゆる「戦後レジーム」が関係すると思うのだが、そのまたもとをたどると「戦後教育」にもぶち当たりそうである。 このあたり、若い人にはピンとこ

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          いまこそ本邦戦後教育を解体してみよう!インデックスページ

          ああ、教育の話題はモヤモヤが多い。 「いま」に繋がる、戦後の教育運動おもえば、マンガ・アニメ排斥運動だの、特撮ドラマ排斥だの…いろいろやってたよね…。 漫画排斥は、「漫画を読むと読書をしなくなる」「漫画を読むと馬鹿になる」という謎の理屈が… 親がそーいうの気にしなかったので(少年倶楽部を愛する父親だったので、”のらくろ”はおススメされたしw)、活字本も漫画本の両方読んで育ちましたが…もちろん今でも両方読みます。   国立大学附属小学校で起きた①「不適切授業問題(20

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          コミュニケーションを哲学的にガクモンすることと「ハラスメント」の距離は近い?

          いや、こういう噂は十二分にあった…あったので「表に出てきたのね」くらいの感覚しかない。  そもそも大学の「共生なんたら」の類って、一般大衆には何やってるかわかりにくいんだよな。 「哲学」と「社会学」のごちゃまぜみたいな感じで、災害復興とか医療・福祉やら教育や社会風潮やらをネタにフィールドワークとかインタビューやらで屁理屈こさえる分野だろ…くらいにしか思えない。 似たようなプログラムとか組織ってデカい大学にいくつかあったよなあ…。 阪大だと「哲学」が表に出てないので、そ

          コミュニケーションを哲学的にガクモンすることと「ハラスメント」の距離は近い?

          「市民」と日教組と「教育勅語批判」

          なぜ教育勅語がタブー化するのか?   太平洋戦争の終戦から、いったい何年たったのか? いまだに、ときどき「教育勅語」に関してのもめごとの話題が飛び込んでくる。 パターンはほぼ決まっている。 ①公的立場のあるだれかが「徳目」に関して教育勅語あるいは教育勅語の解説文などを引用したり参考にしたりする ②それを市民団体が問題にし、「戦前回帰だ」として問題にする。 ③保守系政治家が反論する。 毎度おなじみ、このパターンの繰り返しである。 いったいいつまでやってるんだろう?

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          NHKの「偏向」を問う―NHKの震災報道「能登半島地震農業用ハウス避難所報道」から―

          ※この記事は、価格設定はしてありますが、投げ銭方式なので全文無料でお読みいただけます。気に入ったら買ってね! 農業用ハウスを避難所に、という報道への違和感きっかけはSNSでまわってきたポストに感じた違和感だった。 ニュースソースはNHKのこの記事である。 記事によると輪島市長井町での話らしい。 膨れる違和感 確かに農業用ビニールハウスである。さほど大型ではない単棟タイプのビニールハウスのようだ。トマトなんかでよく使っている感じのものである。 まあ、公設の避難所に入

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          NHKの「偏向」を問う―NHKの震災報道「能登半島地震農業用…

          認定NPO法人カタリバの珠洲入りプチ炎上を解体してみたら、戦後の教育の問題が浮かびあがってくるなど-戦後レジームの本体は教育―

          2022年の初秋、暇空茜氏がColabo問題を取り上げて以来、SNSで各種支援団体に絡んだ話題がSNS上で珍しくなくなってきた。 Colabo、WBPC、赤い羽根、フローレンス、しんぐるまざぁずふぉーらむ…ああ、盛りだくさんだ。 本年あけてすぐ、能登半島の震災があった。 道路状況の問題から、当初から押しかけ支援への懸念があちこちから言われていたわけだが、SNS上には東日本大震災後の支援で名を上げたと思しきNPOのいくつかが支援の名乗りをあげていたので、今回もいく人は行く

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          認定NPO法人カタリバの珠洲入りプチ炎上を解体してみたら…

          朝日新聞の”インタビュー記事”炎上をまとめておく

          実に盛大な炎上っぷりが続くので、記録にとどめておきたい。 2023年11月 大阪大教授 村上靖彦氏(現象学)これはまとめもできていた。 朝日新聞も燃えたが、村上氏が自ら燃料を投下しちゃったんで盛大に炎上した。 村上氏は、看護や貧困についての著書もあり、福祉方面にも大いに絡んでくるので、私もnoteを書いちゃった。 2023年12月7日鴻巣友季子氏(翻訳家・文芸評論家)ちょっと引用ポスト書いたらブロックあそばされた、やれやれw 2023年12月7日 松村一志氏(社会学者

          朝日新聞の”インタビュー記事”炎上をまとめておく