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【アメリカ駐在】ピックルボール日記(ロール)

今週から新しいパートナー、ケンCとの練習が始まった。ケンCは私がピックルボールを始めたばかりで恐ろしく下手っぴな時から私を知っていて、ビギナー練習に熱心に付き合ってくれたとてもピックルボール思いの人だ。
だが、言葉が厳しくめちゃ怖いのでも有名。

そんな彼が私を次のレベルへ引き上げるために一緒にトーナメントに出ることを承諾してくれたのだ。
昨日まで散々ケンCからロールしろ、フラットに打つなと言われ続けてきたのだが、私にはまだ早いとフラットでアグレッシブディンクの練習をし続けていたのでトップスピンがまるで出来ない。

今日から再開したアントニオとのレッスンでロールを初めてすることになった。ロールとはトップスピンのことであくまで私が取得するために受けたアドバイスを書き記したい。

アグレッシブトップスピンディンク
基本は足を使って打つ。手首を折って打たない。手首を折る=パドルが身体の後ろになってしまっている。パドルは身体の斜め前に下ろし、手首を折らずにボールを外側からブラッシュするイメージで打つ。
腕は下から上(Low to high)に打ってそのまま右手打ちなら左の顔の横に振ったパドルを持っていくこと。
Anna Brightや彗星のごとく現れたRachel Rohrabacherなどは逆に最後のパドルの位置が右の顔の横に来るバージョンなのだがタイミングやその他が合っていないと難しいらしいので理想の形は打った後のパドルの位置は左の肩上が良いらしい。
身体の高さは低く一定にすること打つときに伸び上がる癖があるので低い位置のまま頭をぶれさせずに打つこと。

次はボールをどんどん高めにトスしてもらいトップスピンをかけて打つ練習をしたのでその時に言われた注意点は以下の通り。

基本は肩幅くらいのスタンスで構える、広すぎるとスクワットのように座るだけになるか、足からのパワーが抜けて腕だけになるので肩幅スタンスでスプリットステップをし、すぐに右足のつま先を(右利きの場合)を右側に向け小さな一歩を外に出す(体重が右足に少し乗る)腕を真っ直ぐ斜め前(Vの形)に出してリーチし打つ時に右側に乗った体重を使ってロールして打つこと。
ボールを打つ時に身体の動きが左に抜ける癖があるので身体の力の方向は前に向けて打つこと。そうするとパワーが逃げず強いボールが打てる。

今まではスプリットステップ、腕をVの方向に出すまでは出来ていても、その後、わざわざ下または身体の横に腕を持っていってしまっていたのでその分振りが遅くなり、ポップアップやパワー不足なボールになっていた。

ピックルボールには強く打つことはもちろん必要だけどディフェンスとディンクが如何にできるかが必要なスポーツなので今まではひたすらリセット、ディフェンスを練習してきたのだけどこれからはアグレッシブマインドを叩き込み、考えずとも身体から打てる様になるよう練習していくそうだ。

そして前回のPPAの試合で無敵ペア、Anna Leigh WaterとCatherine Parenteauに勝ったAnna BrightとRachel Rohrabacherのペアが今回Round 16で敗れました!!
相手はピックルボールママの名前でSNSでお馴染みのAudrey BanadaとSara Ansbouryです。
この試合を見ると如何にピックルボールはディフェンスとディンクが大切なのかがわかります。Audreyのトランジションゾーンやミドルでのディフェンスとカウンターのツーハンドが本当に素晴らしかったです。



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