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「本を語る」100日100冊チャレンジ 第93日「痩せない豚は幻想を捨てろ」


❶[1BOOK]
「痩せない豚は幻想を捨てろ」
テキーラ村上 KADOKAWA  2019年11月28日

❷[3POINT +1]
◎「はじめに」
本書は、「ダイエットに失敗し続けてきた人間が、いかに確実に痩せるか」、その一点だけにフォーカスされ書かれている。

①脱、デブメンタル〜まずは脳から痩せろ、話はそれからだ〜
☆思考停止デブは、一生痩せない
ダイエットは体に汗をかく事はもちろんだが、頭に汗をかく事から始まる。情報は自分で汗をかいて得なければ、生きない。情報を生かすも殺すもお前次第である。

②テキ村式ダイエット道〜食〜
☆糖質制限か、脂質制限か、食事はこの二つだけで痩せる
この2つのどちらかを選ぶ、それだけでお前は確実に痩せる。
デブたちは炭水化物をあまりにも、食いすぎる。デブの腹八分目は、常人の満腹以上である。炭水化物は全く取らないのはNGだが、取り過ぎはもっとNGである。

③テキ村式ダイエット道〜動〜
☆「やる気が出るまで待つデブ」がイヤでも動きたくなる方法
「やらなきゃ」から逃れ、「やりたい」を思い出すと、勝手に体が動き出す。

❸[1ACTION]
[実行すること=自分との約束]
「今からダイエットする」と覚悟を決める。

[思いついたこと]
私はかつて、75キロ超のデブだったことがあります。20年ほど前のことです。それくらいになると、体重計に乗ることが恐怖になり、鏡を見ることすらできませんでした。原因は単純です。ストレスによる過食。その頃は、お酒も飲んでいましたから、まさしく暴飲暴食。イヤだけど、お金のためだからと、ある不動産会社で、経理の仕事をしていたときのことです。

「金庫番」だから、一日中、金庫の前の机に座り、電話を受け、パソコンをいじる。営業が命の会社なので、ほとんどが「お留守番」で、銀行以外は外出することもできず、お昼も近所の喫茶店から毎日「お弁当」を届けてもらっていました。それがまた、豪華なお弁当で、そのうえ子どもの頃から刷り込まれた罪悪感で、残すことのできない私は、ひたすらデブへの道をまっしぐら、だったわけです。

[そして]
その会社は、後日詐欺で訴えられました。運のいいことに、訴えられる前に、心を病んで最初の鬱状態になり、叔母の死をきっかけに、すっぱりと辞めたのです。そして、それまで気になっていた、歯の治療をしたのです。それは予想以上に長引いて、「食べたくても満足に食べられない」状況が半年くらい続きました。歯医者さんの方が心配するくらいでしたが、体重はなんと62キロに。つまり13キロのダイエットに成功したわけです。

でも、最近また、小太り傾向にあるので、もう少しダイエットしなければ・・・と思っていたところでした。まさしく「明日から」しようと思っていた矢先だったので、この本のタイトルが、ぐさっと刺さったわけです。13キロダイエットに成功した時を、もう一度思い出してみれば、そこまで過激な方法でなくても、十分に対応できるはずです。体力自体も衰えているので、運動ではなく食事制限、食べることを見直して、ダイエットする覚悟を持ちましょう。

❹[1episode]
☆おわりに、今日からテキ村式ダイエット道に踏み出す人へ
本気になった人間にとってダイエットごとき、やってできないことはない。ダイエットは勝負事ではない。勝負相手がいないんだ。簡単だろ。敵は自分だけなんだよ。あなたがもし本気でダイエットのリアルと向き合えるなら、あなたは確実に変わることができる。これはもう完全に約束できる。俺が本書を書き上げるために注いだ7ヶ月を懸けて約束する。
とはいえ、ダイエットは痩せることが全てではない。
むしろ、そこが始まりなのである。痩せて終わりじゃない。ダイエットに励む人はダイエットを成功させるという事が、さも山の頂上に登る事のように捉えがちだ。そうじゃない。ダイエットを成功させる事は、山の麓にある「扉」を開く事に等しい。
痩せてから、その人それぞれの「山」を登る。そのためには麓にある扉を開かねばならない。つまり痩せた後にどんな人生を送るか、これこそ最も重要だ。痩せる事は山を登るための通過点に過ぎない。ダイエットで挫折する多くの人がこれを忘れている。
今、扉を開く環境は整った。後は賽を投げるだけだ。心の準備はいいだろうか。
では、いざ。


#望月俊孝
#4C速読
#継続は力なり
#宝地図
#読書会

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