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「本を語る」100日100冊チャレンジ 第96日「74歳、ないのはお金だけ。・・・」



❶[1BOOK]
「74歳、ないのはお金だけ。あとは全部そろってる」
牧師ミツコ すばる舎  2020年11月6日

❷[3POINT +1]
◎「はじめに」
目の前のことをただ日々一生懸命にこなしていたら、いつの間にか74年経っていました。
この本では、等身大の私の暮らしをお見せしています。「ありのまま」の自分でいたいと思っているので、大きく見せたり、よく見せたりしていることはありません。

①月7万円で十分に暮らせています
☆月7万円の生活費の内訳
住居費(公営住宅の家賃)約6000円、社会保険料等 約4000円
水道光熱費(平均)約8000円、通信費 約10000円、食費・雑費そのた 約40000円

②「働く」ことが日々の張り合い、元気の源に
☆何らかの「仕事」で毎日出かけています
70代は一般に「引退」とされる年代なのかもしれませんが、私は仕事があること、働かせていただけることは、とてもありがたいことだと思っています。
日曜日は、教会。週3日はシルバー人材センターの仕事、月曜は「訪問の日」土曜は休日。

③日常生活のひとつひとつを大切に
☆日常の中にたくさん見つかる小さな発見
大変なことがあって前向きになれないことがあります。でも、どんな場合でも、少し周りを見てみると、新しい発見があります。
困難な状況の中でこそわかる、新しい発見を大切にしたいと思います。

❸[1ACTION]
[実行すること=自分との約束]
「慎ましい生活」を目指す。

[思いついたこと]
すでにお気づきだと思いますが、老後をどのように生きるかについて、真剣に考えています。今は、実の娘との2人暮らしですが、いつどのように変わるかは予想できません。「一人暮らし」の覚悟はしておかねば、と思いつつも、一方ではワクワクしている自分もいます。振り返ってみれば、純粋な「ひとり暮らし」の期間は、非常に短かったと思います。いつも誰かの世話をしていたような。

一番ラクだったのは、母・娘そして私の血縁3人暮らしの時代。家庭のことは母に任せて、思いっきり仕事をしました。貴重な「正社員時代」です。その後、調子に乗って、独立・起業したものの、1年で撤退。それでも何も言わずに迎え入れてくれた母には、感謝しかありません。母との暮らしは、娘にも良い影響を与えたようです。しっかりと躾けてもらったおかげで、最近は娘に頭があがりません。

[そして]
現在住んでいるマンションは、母が晩年に「終のすみか」として買ったものです。長年の田舎暮らしから、念願の街暮らしへ、ようやく落ち着いたかと思った時に肺がんが発覚し、その新しい家では、1年余りしか過ごせませんでした。それでも最初、余命3ヶ月と言われていたにもかかわらず、結局1年以上も生き延びました。車いすにも対応できるように、改装された家で、快適な生活を少しでも送ってもらえたことは、本当によかったと思います。

それから約20年。今年は、末弟も亡くなり、自分の「死」や「老後」を考えさせられた1年でした。いろんな本で、「慎ましい暮らし」のお手本を見せていただきました。多くを持たず、ありのままの自分で生きる、これに尽きるのだと、つくづく思います。今後も、このジャンルの本を読んで、自分の「楽しい老後」に備えたいと思います。

❹[1episode]
☆周囲を見渡せば、必要なものはすでに全部そろっている
今は全部そろっていて、満ち足りてます。
暖かい家があり、健康な体があり、今日食べるご飯がある。空は青く、花は美しい。お金も、今ある分で十分ありがたい。
何かが足りないと思うのは、人と比べてしまっているからかもしれません。そんな時は「比べない! 私は私」と自分に言い聞かせます。
悩みがあるときは、神様にお祈りして吐き出します。自分ひとりで背負っているとは思わない。半分は神様に託してしまいます。神様はオールマイティのカウンセラーなので、気持ちを吐き出すと落ち着きます。
私は祈ることで「相手ばかり責めていたけど、自分も悪かった」と冷静になり、「あのときこうすればよかった。今度はやってみよう」と前向きになれます。
私は聖人君子ではありません。いつでも悩み、迷い、苦しんでいます。泣くことも怒ることもあります。ありのままの自分を大切にし、これからも生きていきたいと思います。




#望月俊孝
#4C速読
#継続は力なり
#宝地図
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