わたくしが如何したいか。

やはり、文字にすると考へが整理されます。

「わたくしが、如何したひか。」

其れも、書き出しておきたくなりました。


わたくしは、仮にこれで父と縁が切れても構はないと考へております。

寂しひ、とは思ひますが。


ただ、母が、見ていて胸が痛くなるほどに疲弊しきつてゐるので、

其れを何とかしてやりたい、と云ふ一心であります。

その為に、母が父との離縁を望むなら、それも良しと思ふのですが、

母は、自分の両親の離婚を経験してゐるためか、

「其れはしない」と、申してゐるのです。

わたくしたち子供を、とても、とても、愛してくださつているお母さまですから、

わたくしたちが否と、離縁しても良いのです、といつても、聞かないでせう。

それほどまでに、母にとつて親の離婚と云ふものは、つらかつたのでせうから。


まあ、わたくしときょうだいたちは、もう良い大人です。

ですから、離縁したところで、正直、構はないのですけれど。


それでも、此の度わたくしが、父と話そうと思つたのは、

やはり、このまま終わるのが厭だつたからなのです。

一度はちやんと、父の言い分を、父の顔を見て、聞いてみたい。


あゝ、

何だか、ここまで書ひていて、

明日、わたくしは深く傷つくのでは、と思へてきました。

何だかんだと、父は父です。

家族とは、呪ひのやうなものだと、なにかの本で読みました。


怖ひですね。家族が終わるかもしれなひのですからね。


まあ、もう、あのメールが母の目に入つてしまつた時に、

或いは、父が何処ぞの誰かと関係を持つたその瞬間に、

こうなることは決まつていたのかもしれませぬね。


吐き出して、少し楽になりました。

考えも、今夜寝床でまとめられさうです。


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