ざるうどんが食べたい。

こんにちは。
MaMoroom.のMoです。

最近とてもうどんが食べたい。
夏だからざるうどんが食べたい。濃いおつゆにつけてちゅるちゅると食べたい。

アイルランドに滞在中な私たちですが、アイルランドの夏は日本の夏とは比べ物にならないくらい涼しい。とても過ごしやすいことこの上ないのですが、ほんの少しだけ日本の夏が恋しい時期になってきました。
今回は日本の夏がほんの少しだけ恋しくなった私の夏といえばのお話です。

夏といえば私が思い出すのは、中学生くらいの時の夏休みの平日です。

午前中は部活でしっかりと汗でベトベトになるまで活動をしてました。
蝉たちがシャカシャカと大合唱をし、太陽の元気な鋭い日差しが容赦なく部活の片付けをする私たちに降りそそいでいました。


水筒がまた空っぽになったなあと思いながら、まだ誰もいない家に帰宅。
帰宅後すぐにリビングのエアコンのスイッチを入れていました。
ささっと部活後の汗をシャワーで水浴びがてら流し、別世界となったリビングにタオルだけ巻いて直行です。
体や髪の水分をある程度拭き取り、エアコンの風の通り道でドライヤーを使って髪を乾かします。

次に向かうはキッチンです。
慣れた手つきで鍋にお湯を沸かし、麺つゆを使って少し濃いめにつけ汁を用意。
日によって、そうめんかうどんかをサッと茹でて冷水でしっかりと締めたら、ガラスの平たいお皿に盛りつけます。
つけ汁に氷と薬味のネギを入れてテーブルに持っていきます。この時はまだショウガやゴマの良さはわかっていませんでした。
最後にキンキンに冷えた麦茶をコップに注いだら、待ちに待ったお昼の時間です。

私の記憶では、お昼はもっぱら “いいとも!“ を見ながら、ちゅるりんと麺類をすすっていた気がします。

お昼を食べ終われば、夏休みの楽しみでもあるエアコンのかかったリビングでごろごろする時間でした。この時間になれば、部屋も涼しくなってきてタオルケットにくるまるのが心地よくなります。
窓の外は1日で1番暑い時間帯だなあと横目に見ながら、個人的に夏休みに見たくなる ”耳をすませば“ や ”紅の豚“、”時をかける少女“ などアニメの映画をタオルケットにくるまってよく見ていたように思います。

映画を観終わると、部活の疲れと部屋の心地よさからウトウトしてきて、夢の世界にまっしぐらです。このお昼寝が夏休みで1番幸せな瞬間かもしれません。


太陽が夕日に変わるころ、
ある日は夕方から鳴き出すカエルたちの声で目を覚まし、またある日は夕立ちのゴロゴロという少し不安を感じる音で目を覚ますこともありました。
ごくたまに、家族の誰かが自転車を停める音や家の鍵を開ける音で起きる時もあります。(その時は寝すぎだと少し怒られます)
目がさめると、だいたい身体のどこかに蚊が部屋に入っていた形跡が見つけられます。すぐに液体ムヒの出番です。

夜になれば母が作る晩ごはんの手伝いや洗濯物をたたむ手伝いをします。
家族がそろえばカエルと鈴虫系の虫たちのBGMが流れる中、夏野菜をたくさん使ったご飯を食べます。

夏休みの平日の暇な日はだいたいこのルーティーンでした。


中学生のころは時間があるにもかかわらず、宿題をせずにこのような何もしない時間を楽しんでいたように思います。今になってもこんな風に鮮明に思い出せるのは、私にとってこの時間が友達とお祭りに行ったり花火を見たりすることよりも意外に好きな時間だったのかなと思います。

日本の夏は湿気と日差しがすごくて、そんなに夏は好きではありませんでしたが、離れてみるとそんな日本の夏がやっぱり少し恋しいです。
来年の夏はざるうどんを濃いめに作ったおつゆでたくさん食べたいです。
今度はショウガとゴマも添えて。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
MaMoroom.のMo

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