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10ヶ月間の交換留学日記#2



1.ハンガリーに留学した理由

 こんにちは。留学日記第2弾です。私は現在京都の大学からハンガリーの大学に10ヶ月間の交換留学をしています。そういえば、なぜハンガリーという国を選んだのか前回書いていませんでした😅。私がハンガリーを選んだ理由は、実をいうと特にありません😓。ヨーロッパのどこかの国に留学したいという意思はありました。元々は北欧(ノルウェー、フィンランド)の大学を志望度高めで留学申込書に書き、提出しました。第1、2志望欄に北欧の国、3、4志望欄に東欧の国(ハンガリーとポーランド)を書いていました。北欧諸国は皆さんもご存じのとおり?!留学先としてとてつもなく人気の高い国々で、とても競争率が高いのです。特にスウェーデンは6倍の倍率がありました。1つの大学に2人しか派遣することができないためそれはそれは難易度高めです。当時の私は北欧諸国の大学にみごとに落ち、第3志望に書いていたハンガリーに派遣されることになりました。北欧に留学する気満々だった私はとても悔しく、なぜ落とされたのか留学サポートデスクのスタッフに聞きに行きました(笑)。スタッフの人がなぜ落とされたかを言ってくれるはずもなく、ただ総合的(成績、面接、語学スコアの高さなど)に判断したとしか教えてもらえませんでした。ではなぜ第3、4志望に東欧諸国を書いていたのか、、、。それは求められていた語学スコアが他のヨーロッパ諸国に比べてそこまで高くなかったこと、他に人気の高い西ヨーロッパの国々(ドイツ、オランダ、フランスなど)よりも物価が安かったからです。実際、ハンガリーは日本よりも少し物価は安めです。しかし昨今の国際情勢(ロ・ウ戦争)により物価は日本と同様上がり続けています。また、聞いたことのない国もいいなあと申込書を書いていた当時のわたしは思ったのではないでしょうか...。ハンガリーは来てみるととても魅力がたくさんあるすばらしい国です!!東欧のパリと呼ばれるほど街並みは日本人が想像するザ・ヨーロッパという感じの雰囲気で、建物はイタリアやフランス、オーストリアの影響を受けているようです。ヨーロッパ旅行に行きたいけれど、円安でユーロの国に生きづらいな...という人におすすめの国でもあります。


2. ハンガリーは英語??

 ハンガリーに行ったことのない方はハンガリーの言語事情をあまり知らないかと思います。ハンガリーの公用語はハンガリー語で、ヨーロッパ諸国の言語とかけはなれた言語だと言われています。ドイツ語話者がオランダ語を少し理解できるように、学んだことがなくても他国の言語がわかるといった現象がヨーロッパ内では時々あります。しかしハンガリー語はどのヨーロッパ諸国の言語にも似ていない(諸説あり)らしく、ヨーロッパ人(ドイツ人、スペイン人)にとって習得するのが難しい言語だそうです。
 じゃあ会話はどうしているのか?!もちろん英語で会話しています。私と同じ年齢(20歳前後)くらいのヨーロッパの若者は英語が皆流暢に話せます。話せない人の方が稀です。しかし30歳を過ぎてくると話せない人が多くなります。英語を流暢に話せるのは10代~20代の若者だけなのです。それはなぜなのか、ハンガリー人の友達に聞いてみました。EUでの英語教育がここ数十年の間に大幅に改定されたそうです。約10年前に主に小学校の英語教育が大幅に改定されたようで、その頃小学生だった今の20代前後の若者がその教育改革の恩恵を受けているというわけです。日本の英語教育にも取り入れてほしいなあ...


3.留学は関係ないがドラマの話

  前号でも書きましたが私のルームメイトは韓国人で、最近はよく現在日本で放送されている”Eye Love You”というドラマをルームメイトと一緒に視聴しています。以下ネタバレを含んでいるので今後視聴する予定の方はすっ飛ばしてください。

 このドラマは主演女優が二階堂ふみさん、俳優が韓国人のチェ・ジョンヒョプさんです。主な内容はチョコレートベンチャー企業の社長である本宮侑里(二階堂ふみさん)と韓国人留学生のユン・テオ(チェ・ジョンヒョプさん)が恋に落ちるという普通のラブストーリーです。出会い方がドラマだな~とかルームメイトと英語で会話しながら視聴していますがそこはいったん置いときます笑。まずこの本宮侑里は子どもの頃に遭った事故のせいで人の心の声が聞こえます。人の心の声が聞こえるため、人一倍気をつかってしまう、心無い心の声のせいで傷ついてしまうといったことがあり、高校生以来彼氏がいないという設定です。しかし韓国人の心の声は韓国語で何を言っているのかさっぱり理解できません。なにを言っているのかわからないため気をつかわなくていい、かつユン・テオという人物が積極的で人なつっこい子犬のような性格なので侑里はテオに惹かれていくという内容です。
 ここでひとつテレビ局側のいじめだと感じる部分があります(冗談です)。テオの心の中の声が日本語に訳されないのです。私には韓国人のルームメイトがいるので彼女が英語、たまに簡単な日本語に訳してくれますが、日本で視聴されいる方々はどのように理解しているのでしょうか??また、テオの教授(日本人)が韓国語を話すシーンがあるのですが、韓国語の発音とイントネーションがひどいらしく、ルームメイトいわく韓国語だけどなにを話しているのかわからないと言っていました(冗談です)。このドラマわりと韓国人からのツッコミが多く入ります笑。侑里さんがデリバリーでビビンバを頼んで、なにもせずにそのまま食べていたシーンでは、”ビビン”は混ぜるという意味だよ、だから食べる前に混ぜないとビビンバではなくなるといっていました笑。私はとなりで爆笑していました。またここはどういう意味?とお互い疑問をぶつけあいながら視聴しているため本来45分程度のドラマが1時間半くらいかかっているような気がします。

それではまた✌️


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