見出し画像

オーストラリアで仕事をGETするのに、履歴書配りより有効なこと。友達を作れ

このアカウントでは、30代夫婦でオーストラリア移住したが、海外生活の気づきや時々お役立ち情報を紹介しています。

オーストラリアはワーホリ大国で、多少英語が不自由な移民でも仕事を得やすいが、実際には仕事探しに苦労している人をたくさん見かける。

履歴書を50枚配ったけどどこからも音沙汰ない…
ネットに上がってる求人片っ端から応募したけど返事がない…

そういう人たちに必要なことはひとつ。友達を作ること。

友達採用なら面接もクソもない

私は2023年にオーストラリアに来てほとんどすぐから2つの仕事をしている。Retail(小売店)とTutor(講師)。

Retailのほうは、実はマネージャーが大学時代の友人。Facebookで私がオーストラリアに来ることを知った彼女が「うちで働く?」と声をかけてくれ、面接なしで入れてもらった

それ以降も度々新人が入ったが、みんな紹介で入る人ばかり。

お店に直接履歴書を持ってくる人がいれば受け取って目を通すけど、採用まで至ったケースはこの1年一度も見ていない。

私以降に入ったメンバーはこんな感じ

Sさん:前のアルバイトさんの高校の友達
Aさん:マネージャーがカカオトーク(韓国のLINE)で知り合った
Jさん:今のアルバイトさんの友達の友達、1回だけ会ったことある程度
Oさん:前のアルバイトさんの大学の友達

どの人も面接なしで採用が決まっている。とにかく友達に口をきいてもらえれば入りやすいのだ。

Reference(推薦状)の威力がすごい

私のふたつ目の仕事は大学の言語学研究所での日本語講師。この仕事も友達に紹介してもらった。

大学ともなると面接なしとはいかず、応募には、履歴書、職歴所、3通以上のリファレンス(推薦状)が必要だった。

このリファレンスは何かというと、一般的には前の職場の上司、学校の担任の先生が当人の働きぶりや態度についてA4用紙1枚くらいで書いてくれるもの。

そのリファレンスを3通も用意しなければならないということは、採用する側は客観的に見て私がどんな人間なのかを知りたいということ。そして誰がリファレンスを書いているのかももちろん見られている。

私のリファレンスは、
①大学時代にTOEFL(外国語としての英語教授法)を教えてくれたオーストラリア人の先生
②英会話講師時代の日本人の同僚(もはや上司でもない)
③個人的に長年オンラインで教えているオーストラリア人の生徒さん

に書いてもらった。

ということで、一緒に働いた人ではなくても、応募している職種に関係ない人でも、働きぶりについて1枚書ける人なら誰に書いてもらってもいいのだ。

①の先生はオーストラリアの第二言語教育業界では有名な先生で、③の私の個別レッスンの生徒さんは、なんと博士号を持っている大学の国語の先生だった。(それまで全然知らなかった)

このリファレンスと履歴書を送るとすぐに返事が来て、面接の後すぐに採用された。講師の採用試験というとデモレッスンがあるのが普通だが、それもなかった。

これはリファレンスのおかげで早く信頼を得られたのだと思う。

オーストラリアに来たばかりで友達がいない?まず行動しよう


そんなこと言ってもどうやって友達を作ればいいんだ?
私はシャイだから自分から友達を作りにいけない…。

という人。大丈夫。友達は絶対にできる

おすすめの友達を作る方法はこちら。

1. 大学のサークルに顔を出す(大学生じゃなくも全く問題ない)
2. Facebookを活用する
3. 地域のイベントに参加する


詳しくはこの記事を読んでみて。

友達ができたら遠慮なく仕事を探していることを伝えよう。インターネットに載っていない求人はたくさんある。どうして出ないのか?出さなくても友達同士で埋まっていくからだ。そこに入り込めばこっちのものだ

オーストラリアはジョブホッパーの国

オーストラリアでは何度も転職する人のことを Job Hopperと言う。

転職することは全然マイナスではない。いろいろなことに挑戦している証拠としてプラスに見られることが多い。

だからせっかく掴んだ仕事でも、うまくいかなければ合わなかったと諦めてもいいし、次の仕事だって人伝いにきっとすぐ見つかる。

せっかく海外に来たのだから、いろんな人に出会っていろんな仕事に挑戦してみては。


一番よく読まれている記事はこちら。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?