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音楽があるから挑戦できる〜大学時代

(高校時代の話はこちら↑)

その後、大学に入り、
ずっと叶えたかった
海外留学を目標に

交換留学生の選考に合格するため、
1年目は単位と成績を取ろうと
必死で勉強しました。


できることなら、
やっぱり音楽の勉強もしたい、と思い、

著名な音楽大学が併設されている
米国オハイオ州にあるOberlin Collegeへ応募し、
有難く派遣していただくことになりました。

留学前から
Oberlin音楽院の教授に連絡を取り、
現地到着の翌日にオーディションを受け、

どうにか音楽院でも
勉強させていただく許可をいただきました。



大学での
国際関係・国際政治の学びの他に、

音楽院では
ソロ・オーケストラ・ビオラ・現代音楽など

多様な音楽の勉強をさせていただき、
米国内でのソロコンサートも含む、
多くの演奏会に出演させていただきました。

Oberlinでの恩師 Marilyn McDonald氏。
大学での膨大な量の課題と闘いながら、
ヴァイオリンを練習していました‥
Marilyn Studio(門下生)の皆さんと


当時教えていただいていた音楽院の先生からは
全額奨学生として推薦してあげるから
入学を検討しないか、
という有難い話もしていただきました。

人生の選択肢ってまだまだ沢山あるんだ、
このまま就職することしか考えていなかったけれど、
まだヴァイオリニストになることも可能なんだ、

と急に目の前の視界が
明るく大きく広がっていくのを感じました。

ただ、
一日中練習室に閉じこもって練習する時間に

もっと色んな人々と出会えるんじゃないか、
色んな世界を見れるんじゃないか、

そんな風に考えていた私は、
一年後、
日本へ戻ることを選びます。

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