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セカンドキャリア診断を開発しました!

この度、プロティアン株式会社の金澤美冬氏と『セカンドキャリア診断』を開発しリリースしました。
今日は診断のご紹介と開発秘話について書きたいと思います。

開発目的と背景

50歳前後の会社員の方を主な対象に、セカンドキャリアについて考えていただくきっかけを提供することを目的として開発しました。

50歳前後の会社員の方は、仕事に家庭に忙しく、様々な事情を背負いながら頑張っておられます。『定年』を意識し始める年代ながら、他のことで手一杯だしもう少し先でいいやと考えがち。しかし思い描いたセカンドキャリアの構築には時間も労力もかかるため、時間を味方につけて少しずつ準備していくことが大切だと考えています。

一方で、何からすればいいかわからない。誰に聞けばいいかわからない。そんな調べてる時間も余裕もない!と言う方も多いのではと思います。

そんな方でも手軽にすぐ出来て、考えるきっかけ、取り組みのヒントを提供し、何かしらの行動を起こすきっかけにして欲しい!
そんな想いで作りました。

診断はこちらから

30秒程度の簡単な質問に答えるだけであなたのセカンドキャリアのイメージをお伝えします。簡単なアドバイスもありますのでお気軽にやってみてください。
https://qa.judge-hub.com/.../d70f55f8-b239-4c16-abbd.../esl

診断の解説、相談窓口はこちら
https://peraichi.com/landing_pages/view/second-carrier-check

開発秘話

収録した開発秘話動画(約30分)がこちらです

診断を作ろうと思ったのは2022年の5月頃
6月に共同開発者の金澤さんとは何度かイベントさせていただいたこともあり、診断の共同開発の打診をさせていただいたところ快くお引き受けいただきました。

当初は9月にリリースしようと計画していました。
診断の質問や結果の案を作成し、プロトの実装を行い、少し遅れて9月にα版のテストを行ったところまでは順調に進みました。
しかし頂いたフィードバックには改善の山が!!正直少し甘く見てたことを反省・・・

ご意見を一つ一つ精査し、大幅に作り直し。
しかし、よしできた!と思った矢先の10月
今度は利用しているシステムの料金体系が変わると通知があり、そのままでは利用料が3倍になってしまう事が発覚!!
折角作った診断フローを2/3の規模にしなければならなくなったのです・・・

しかしこの出来事が、怪我の功名でした。
この時点では、セカンドキャリア世代の可能性を網羅しようとして、働かない選択肢もいろいろ入れてしまい、当初の目的から趣旨があいまいになってしまっていたのです。

そこで、最初の目的に立ち戻り、働かないという選択肢をぱっさり削除!
だって「セカンドキャリア診断」というキャリアの診断だし、それにこれからの時代、元気なのに60代で働かないなんてダメ!
という二人の強い想いが合致し即削除!

そこからフローを整え、診断結果も見やすくして、アドバイスも大幅に追加。
12月にβ版のテストを行い、フィードバックから微修正してようやく1月にリリースすることができました!

1人ではできなかった

開発に金澤さんをお誘いしたのは、キャリアコンサルタントとしてのご経験と金澤さんが「おじさんLCC」という実践型コミュニティを運営されていることからより具体的で根拠のあるご意見をお持ちだと思ったからです。

私一人の知識では偏ってしまうし、キャリア開発の実務経験もないので根拠が示せない。実際、診断の結果やそれにつけるアドバイスは、私に無い知識、経験、視点で金澤さんに原案を作っていただいたことで、より具体的で気づきを引き出せるものが作れました。

もし私一人で作っていたら、おそらく中途半端なところまで作って、こっそりお蔵入りして、きっとリリースまでたどり着けていなかったと思います。

今回のようなコラボレーションというのは、セカンドキャリアにおいても非常に大事だと思います。
診断にも入れたのですが、セカンドキャリア世代にとって、すべてを一人でやることは非常に大変。むしろ可能性の展開を考えると一人でやるような時代ではなくなってきているからです。特に個人事業やスモールビジネスではそれぞれの特技を持ち寄り、協力し合うことで、自分のビジネスに集中し力を発揮することが大切です。

ただ、そのためには日頃から信頼できる繋がりを作っておくことが必要。
そしてそれはすぐに作れるものでもないので、どんな小さなことでも、日々の仕事や活動に誠実に取り組むことが大事だと思います。
そんな話も開発秘話動画で話してますので是非ご覧ください!


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