自己紹介

初めまして 
セカンドキャリアアドバイザーの まなぶ と申します。

現在48歳。
会社員をしながら、セカンドキャリア支援の複業をしています。

複業では
かつての私のように将来に不安を抱える方
主に
・定年退職後の仕事に悩む50代の方
・会社人生が上手くいかず将来に不安を持つ40代の方
を対象に
クライアント様の価値観を大切にしながら
第2の人生への第一歩を踏み出す支援をしています。

私のテーマは
「すべての人生に安定を」
人には基本的人権の元
幸せに生きる権利があり
その土台になるのが「安定」
だと考えています。

・安定した生活
・安定した人間関係
・安定した心身状態

安定した人生を土台として
心から趣味を楽しんだり
新しいことにチャレンジしたり
することができると思うのです。

しかし、常に変化している世の中で
自らも周辺も変わり続けており
安定し続けるのは
言うほど簡単ではない。

だからこそ
自分だけでなく
自分の周り、関わる方々の持続的安定
のためにお役に立ちたいと思っています。

このように考えるようになったのには
大きなきっかけがありました。
それについてお話ししたいと思います。

猛烈社員だった

私自身はかつては猛烈会社員でした
会社で評価され出世することが
自分の幸せ、家族の幸せにつながると信じて
家事や子育てを妻に任せっぱなしで仕事に没頭
毎日午前様の日々で
帰宅後もパソコンを開き資料の準備
睡眠時間は平均4時間

おかげで40歳で管理職になり
多い時で部下は40人近くになり
数百人規模の大きなプロジェクトも
やらせてもらえるようになりました

一方家庭では
子供の顔は平日ほぼ見られず
子供の面倒や家のことを一切しない為
共働きの妻に切れられることもしばしば

それでも稼いでるんだから良いじゃないか
と開き直るような人間でした

異変と絶望

異変を感じたのは43歳の時
人生で最も忙しく働いていた時でした
1人で複数の役割を抱え
それぞれの矛盾する立場を演じ
自分の仕事をこなすのに精いっぱい・・・

部下とのコミュニケーションも減っていき
部下からの信頼もなくしていきました

周りの顔色をうかがいながら
自分の考えを言えなくなり
複数の上司からは責められ
期待に応えられない自分を責め
だんだんと物事が考えられなくなり
精神的にもギリギリの状態
そこから仕事ができなくなるまで
あっという間でした

異変に気付いた上司から声を掛けられ
会議室で話を聞いて貰った安堵感やくやしさなど
いろんな感情があふれ出て号泣
すべての役割を外して欲しいと懇願しました

この時、社会人として20年信じてきた会社人生が
瓦解していくのを感じ絶望しました・・・

会社人生には終わりがある

仕事の負担はなくなったものの
自分がどうなってしまったのか?
これからどうなってしまうのか?
不安で不安で仕方ない日々を過ごしました。

唯一、会社の産業医と話したとき
親身になって話を聞いてくれ
全てを受け入れてくれる姿勢に
心から安心したのを覚えています

それでも
自責の念や人目が気になったりで
暫く会社に行ったり、行けなかったり
電車に乗っても、途中で降りてしまう事もありました
昼間人々が働く中
ホームのベンチで座っていたり
マックやカフェで時間をやり過ごしたり

電車のホームや道路で信号待ちをしている時
目の前の線路や道路に吸い込まれるような感覚になったこともあります

このままではまずい・・・と
カウンセリングに通い始めました
それまでは鬱になる人が理解できない人間でしたが
自分がそうなって初めて、人の気持ちが分かるようになった気がします。

そして少し気持ち的に回復してきたとき
至極当たり前のことに気が付いたのです。

「会社人生には期限がある。
 会社は人生の面倒は見てくれない。
 自分の人生は自分で作り上げるしかない。」


どんな人にも会社人生に終わりは来ます。
遅くても60歳で定年はやってきますし
早ければ50代、40代でも会社を離れる人もいるでしょう。

私は会社には残っていますが
「辞めなければならない」
という強い実感を持ったことで
会社員としての生き方を大きく見直すきっかけになりました。

自分の立て直し

まず私を立て直そうとビジネス系のセミナーを探して
興味の持てたものに行きました。
ゼロ秒思考、リーダーシップ、マネージメントなど
来ている人は会社から言われてきた人がほとんどで
自費で来ているというと驚かれました。

それらは悪くはなかったのですが会社の研修のようで
何のためにやってるの?と疑問に思い
今度は自己啓発系のことを調べました。
そこで見つけたのがNLPとコーチング。
今まで全く興味がなかったのですが
色々調べるうちに自分の状態を知り立て直すには
とてもいいと思いスクールに申し込み。
ビジネス系のセミナーも数万円とそれなりに高かったですが
NLPやコーチングのスクールは一桁違いました・・・
が、その時は「今受けなければならない!」と
躊躇することなく申し込みしました。

そこでは今までの人生に無かった視点や知識がふんだんにあり
そこで出会った人たちも会社では出会ったことがないような
素敵で面白くて輝いている人ばかり。
結果その学びと環境が私の人生を大きく変えました。

社会での役割の問いかけ

NLPやコーチングを学び、自分やそこでの仲間に練習をしていく中で
今度は他の人にも提供してていきたいという想いが出てきました。

最初はコーチングをやっていく!と意気込み
スクールで習った集客ポータルなどに登録して
少額の体験セッションなど提供。
最初は友人などを誘い受けてもらったり
有難いことにサイトから申し込みいただいた方もいらっしゃいました。

体験セッションを受けて頂いた方からは好評だったものの
高額の本セッションの契約には結び付きませんでした。
今思えば当然で、基礎しか習っていない状態だったので
セッションに自信が無く、まともなセールスオファーもできない
本気で人の人生を変えるお手伝いを受ける覚悟もスキルもなかったのです。

なかなかうまくいかない中
次に始めたのは「価値観発掘サロン」というFBグループ
自分の真の価値観を見つけ出す朝活をメインの活動にした
Facebookグループです
いろんな自己探求のメソッドを学んできて
自分自信も探求をしてきた中で
普通の人達が日常的に自分に向き合う機会が少ないと思ったのがきっかけ
自己探求にはある程度自身も付いてきたところで
「価値観発掘講座」という3か月で自分の真の価値観を見つけ
内発的動機を呼び起こす有料講座も行いました

有難いことに朝活には毎月参加者が途絶えず
有料講座を受けて頂いた方もいらっしゃり
メンバーも最高で40名くらいまで増えましたが
「価値観発掘」という大切だけど狭いスコープの設定に
広がりに限界を感じモヤモヤ・・・

そこで何のためにこの活動をやっているのかを見つめ直した時に
たどり着いたのが「セカンドキャリア」でした

自分自身が試行錯誤してきた中で感じたことは
「セカンドキャリアの最初の一歩のハードルが高い!」

特に会社員の方が私のようにいろんな学びをするには
お金も時間も労力も誰もが作れるわけではないと思います。
さらに自分自身がやってみて
「最初の一歩踏み出すのに、これいきなり全部やる必要ないよね?」
と思い、であれば必要な要素だけを抽出、ぎゅっと圧縮して
お届けできればと考え作ったのが
「セカンドキャリア・スタートアップラボ」
です
設立趣旨はこちら

今はスタートアップの時点だけでなく
セカンドキャリア全般の探求したいという想いで
「セカンドキャリア・ラボ」
に改名しています。

会社への恩返し

会社での挫折から4年
本業では学ばない様々なことを学びました。
そうすると社内で、コミュニケーションややらされ感で、悩んだり苦しんだりしている人がいることが気になりだしました。少しのコツやスキルを知るだけでも凄く楽に楽しくなるのに、勿体ない!
今まで社外にばかり目を向けていた自分も小さく感じ、社内でも貢献できることを考え、今では人事主催の管理職向けコミュニケーション研修の講師をしたり、チームのエンゲージメント向上のためにMission/Vision/Valueの策定ワークショップをしたり、ボトムアップコミュニティでNLPの勉強会を開催したりしています。日々の業務でもコーチングや心理学の学びを活かして、コミュニケーションの様々な【ズレ】を調整し、円滑に業務が進むように調整役として動いています。

探求は続く

「セカンドキャリア」を活動のテーマにしてから
自分の考えや行動がよりシンプルになりました。
セカンドキャリアアドバイザーの資格取得や
いろんなものを背負っているミドル世代のサポートに必要だと思い、メンタルケア心理士という資格も取得。これまで学んできたNLP、コーチングも活用しながら、より強力な支援ができるよう今も学び、研鑽を続けています。

ここまで来て思うのは
「やってみないと判らない!」
ミドル世代は頭でいろいろ考えがち。
新たな繋がりや場に飛び込むことを怖がったり
失敗を恐れて行動しない方も多いと感じますが
行動すると全く違うものが見えてくるし
次にやるべきことがどんどん見えてきます。

私自身もこれがゴールだと思っていなくて、やりたいことはたくさんあるし、1年後また違うことをやってるかもしれません。
でもそれがその時に心の底からやりたい事なら、どんどんやればいいと思うのです!
やればやるほど可能性も広がり、いろんな選択肢も見えてくる。
それらの選択肢のなかから
「自分で決めて次に進む」ことが
より幸せな人生を作ることに繋がると信じています。



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