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現体験を棚卸しよう

セカンドキャリアで何をするのか
多くの人が悩む点だと思います。
会社員を長くやっていると
会社が用意した役割、仕事をこなすことに慣れてしまい
自分で何かを作り出す、変化するという事が
出来なくなってしまう方が多いようです。

「会社」という箱から出て自由にやっていいよ!と言われても
何をしていいのか、何をしたいのか分からない
と言う方が結構いることに気が付きました。

セカンドキャリアでやりたいことを見つける方法はいくつかありますが
その中の一つに「現体験を思い出す」と言うものがあります。
子供の頃に夢中でやっていたこと
子供の頃に衝撃を受けたこと
などです。

この方法は根源的な欲求に近いところから
やりたいことを見つけることができます。

例えば私場合
本業はソフトウェアのエンジニアです。
子供の頃から乗り物が好きで
模型やプラモデルを作るのが好きな子供でした。

小学生の頃
親に頼み込んでファミリーコンピューターと
ファミコンに繋げるキーボードを買ってもらったのが
プログラミングを始めるきっかけでした。
6年生の時にはエンジニアになると決めていました。

あれから約35年
「何かを作り出すのが好き」と言うのは変わっていません。

更に踏み込んで
「何かを作り出すのが好き」
をすることで、自分の何が満たされるのかも整理します。

私の場合は
・何かを形にするのが「面白い」
・修理することでまた動き出すのが「楽しい」
・それで人に喜んで欲もらえるのが「嬉しい」
と言った感じです。

これは子供の頃
模型を上手く作って褒められた
壊れたものを修理して喜ばれた
と言った体験からくるもの。

こう書くと「何かを作り出すのが好き」というのは手段で
根源には、「自分が手を加えたことで」で人に喜んで欲もらう
というシンプルな欲求が見えてきます。
(更に深い欲求を探す方法もありますがまたの機会に)

ここまでくるとエンジニアでなくても
手段はいくらでもありますよね。

会社でやる一般的な研修での「やりたいことの発見」は
これまでの経歴、経験、能力、スキルを棚卸して
そこから選択、組み合わせて探すところまでが多い。
でもそれだけだと可能性を「過去の自分」に閉じ込めてしまう・・・
これだと勿体ないと思いませんか?

だから「スキルや能力の棚卸」にプラスして
原体験からのやりたい
も思い出して、その時に感じた感情も整理してみてください。
そしてそれが満たされる仕事は何なのか
過去にやってきた仕事に捕らわれず探してみてください。
一気に幅が広がります!

スキルはある程度身に着けることができますが
「本当に満たされたい想い」
は身に着けるものではなく、すでに自分の中にあるもの。

セカンドキャリアでは
その本当の想いが満たされる活動
を見つけて頂きたいです。

【セカンドキャリア✨スタートアップ ラボ】
活動内容、参加方法はこちらをご覧ください。
https://peraichi.com/landing_pages/view/secondcareer-startup-lab

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