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全力で光を掴んできた

光がないと写真は撮れない。写真を勉強すると当たり前のように学ぶこと。星のように自ら発光しない限り、ただの黒い絵が写るだけ。

もちろん、光の強さも重要。力強い光なら、一瞬でシャッターを切れるし、むしろ開放にしたければシャッタースピードを限界値まで上げる必要がある。逆に、弱い光なら、シャッタースピードを落としてゆっくりと写してあげるか、暗いままにするか、ISOで調節するか。表現方法は、シャッターを切る者が選ぶ。

立川の昭和記念公園で行われた、東京蚤の市に参加してきた。海外の蚤の市が好きで、バイヤー業もやっているので、あえて日本、こういったイベントで何かを高値で買うということはあまりないけれど、蚤の市の雰囲気を楽しみたくて写真撮影目当てで行ってきた。

光を掴む

久しぶりだった。普段はオフィスビルの中、光が入ればパソコンが見えないからカーテンが下される。休日も電車とお店で室内にいることが多かった。こんなに日光に当たったのは夏の旅行ぶりだったりする。

全身で光を浴びてきた。そして、カメラで光を掴んできた。全力で。こんなに強い光は久々で、太陽がどんどん上に上がっていってしまうのが惜しくて、動いて、動いて、光と遊んだ。純粋に楽しかった。

光と遊ぶ時間

光と遊ぶことが写真を撮る上でこだわりのポイントであり、楽しみなことを改めて実感した。もちろん、フォトグラファーとして瞬間を抑えることが好きだけど、光をどう操れるか、自分と対峙している。全力で遊んだ1日だった。まだまだ写真が好きだ。

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