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書いていたブログは10年を越えていた

こことは別に書いているブログがあります。

元々高校時代からこっそりと書いていたブログですが、アーカイブして、写真のブログにしたのが2019年の4月。まだ大学生の頃でした。

ここ数年はかなりペースが落ちていて、更新のない年もあったけれど、緩くゆるく続いている。写真は850枚を越えている。

この写真をアップした頃はちょうど就活中で、1つ釦のスーツしか持っていなかったからわざわざ就活用に2つ釦のスーツを買っていた。その後すぐにヤフオクに売りに出されるほぼ未使用の就活かばんも買って、またまた、その後履く事もない黒いパンプスも買った。もちろん髪の毛は黒く染めた。

目立たないように一般的な就活生になることを目指していた。

今思えば、そんなことに何の意味があるの?って思うけれど、その頃は無知を極めた大学生だったから、情報を得る場所も、面白い人と繋がる事も知らなかった。世の中の歯車になるのが大人になる事だと思い込み、その中で同スピードダッシュをするかを考えていた。

しかし、結局履歴書を送ったのは確か3社。面接は2社。両方内定をいただいた。のちに入社した会社では、一次面接で人事部長に面接をしてもらい、「内定を得るための行動」を教えてもらった。「内定を出そう」と最初からしてくれていた。

そんな会社も2年で辞め、小学生の時から憧れていた吉祥寺で仕事を始めた。入社して1ヶ月も経たない頃。会社へ向かっていると、約3年前に面接を担当してくれた人事部長とすれ違った。

袖振り合うも多少の縁。

人生は不思議なもので、不思議なところで人と人が繋がる事がある。物事も同じだ。ジョブズは「Connecting The Dots」と言ったけれど、この言葉は、「点と点が繋がる」のではなく「点と点をつなげ」と言う意味である。未来に打った点は繋がるかわからない。しかし、過去の点を繋げていくのは自分の力

「あの時の自分があったから今の自分がある。」社会に出て10年が経とうとしている。いろんなことを経験した10年だと自負している。環境に恵まれていたと毒を吐かれる事もあるが、環境に飛び込めたり作れたりしたと思っている。失敗が多い。謝る事も多い。だけど、全部つながった延長線上に今の自分がいる。だから聞かれたら必ずこう答える。

「後悔はない。」

悲しい事も、人に迷惑をかけた事もたくさんあるけれど、決して後悔にはしない。どの経験からも学びがあり、人の気持ちに触れることが少しできるようになったと思う。スキルも何かしら付いたと思う。

自分が何を知らないかを知らない状態が続いていく。無知の知だ。無知の知を少しでも自分の知にしていくことで、自分の成長を実感できるようになってきた。自分の機嫌は自分でとるものだ。

今日も私は新しい小さなチャレンジをすることができた。

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