見出し画像

地域とデザインの学校LIVE DESIGN Schoolに参加してみて。

昨年から参加している、ローカルにおける広義のデザインを学ぶ学校「LIVE DESIGN Schoo(通称LDS)」。

オンラインのレクチャーや実際に地域に赴くフィールドワークを通して「地域でどう生きるのか?」に自分なりに向き合う一年となりました。

↑ 2024年度参加者の募集は4月29日まで!!!


参加したきっかけ

地域でブランディングデザインをしたい。
何なら地域がちょっと面白く、暮らす人がイキイキするようなデザインがしたい。

「広義のデザイン」が必要なのは分かる。
でも、アイデアマンでも天才でもない、「狭義のデザイン」ばかりやってきた凡人デザイナーの自分は何ができるんだろう?…そんなことをずっと思っていました。

そんな時、X(当時のTwitter)で目に留まった、鯖江のデザイン事務所 TSUGIの新山 直広さんの「地域とデザインの学校を始めます」という投稿。

そして、その学校の「開校宣言」が鯖江のオープンファクトリーイベントRENEWのトークイベントで行われるらしい。

なんだろう?わかんないけど、楽しそう!!気になる…。
そしてトークイベントを聴きに鯖江へ行き、スペシャルゲストとして来られていた原研哉さんがおっしゃった
「ことさらに地域という必要はない。もう『地域の』デザインというのはやめないか」という内容のお話が印象的で、ここで学んだら何か新しい視点が手に入るのでは…?という期待を込めつつ参加することに。

オンラインでしか参加しなかった前半

4月の参加から約半年は一度もリアルの場に参加することはなく、オンラインのレクチャーを視聴するのみ。
「仕事も家庭もあるからなぁ…」と、家を空けてフィールドワークに行くという選択肢すら当時はありませんでした。
(これが、のちに後悔することに…)

オンラインのレクチャーは、リアルタイムで参加することもあれば、アーカイブを視聴することも。

リードデザイナーの方々の生き様や働き方が生々しく語られるレクチャーは本当に毎回内容が濃く、それぞれのレクチャーで必ず印象に残る言葉がありました。
オンラインだけでも十分得られるものがあるな、という印象。

後半からリアルの場にも参加、そして衝撃。

初めてリアルの場に参加したのは、RENEWの後に行われたLDSメンバーの交流会。
それまでオンライン上でしか話したことのない顔がずらりと揃って、なんだか嬉しくなったのを覚えています。

でも、すでにフィールドワークでリアルの接点があるメンバーたちはかなり仲が良さそうな様子…。
これは遅れを取っているぞ!私も仲良くなりたい…!

そんなちょっとした焦りを感じてからは、忘年会や番外編のフィールドワークなど、リアルの場にも積極的に足を運ぶようになりました。

そしてこの時期、運営の中井さんに参加者インタビューをしていただきました。
参加することで起こった変化について記事にまとめていただいています。

ここでオンラインといえども一対一の接点が持てたというのも、その後積極的にリアル参加するきっかけになったなぁと今になって思っています。

初めてのFW、富山の井波へ

初めてフィールドワークに参加したのは、参加メンバーの武井さんの活動拠点である富山県の井波という地域。
(ここからは公式のプログラムではなく自主企画の番外編フィールドワークでした)

木彫り職人が育った歴史や自然、人といったあらゆる地域の要素がガチっとはまってシナジーが生まれ、人がさらに人を呼ぶ様子がとても魅力的なまちでした。
井波は膝から崩れ落ちるほどの衝撃だから一回見た方がいい」とオフィスキャンプ東吉野の坂本さんが仰っていたのがよくわかりました(笑)

そして、参加メンバー同士の濃い時間が衝撃的でした‥!
お酒を飲みながら朝5時まで熱く語り合っていたのには驚きでした。こんなの大学時代以来だわ!!

人生の後押しとなったリードデザイナーの拠点、兵庫へ

LDS参加で何よりも大きな出来事は、TRUNK DESIGNの堀内さんの熱いオンラインレクチャーを聴いて衝撃を受け、「私もちゃんと全力で地域の方たちに向き合わなければ!!!」と、翌日には複業で勤めていた会社に「辞めたいです」と言ったこと…!

そんな人生の転機のきっかけとなった堀内さんの拠点、兵庫にもフィールドワークに参加しました。
レクチャーを聴いたすぐ後のフィールドワークだったので、レクチャーの内容がさらに自分の中に落とし込まれる感覚がありました。
やはり、実際に現地へ足を運ぶと、得られる情報量が圧倒的に違うと実感。

ラストFW、京丹後へ

参加メンバー 尽日さんの活動拠点である京丹後へフィールドワークに参加。
京丹後へよく視察に行っていた夫から話は色々聴いていたのですが、改めて自分の目で見て、肌で感じる京丹後の魅力はものすごかった。

とにかく地域で活動するプレイヤーたちがみんな明るく、ポジティブで、魅力的。
人の魅力がまた人を呼び、地域に良い循環が起こっているんだなあ。
とにかくずっと笑いの絶えない旅でした。

参加したことで起こった変化

心も体も、フッ軽になった

「地域に関わる」ってなんだか大層なことをしないといけないようなイメージがあり、これまではなかなか具体的な行動に移すことがあまりできませんでした。

でも、リードデザイナーであるヒッコリートラベラーズの迫さんが仰っていた
「できることをちょっとやってみた、くらいでいい」
「頼まれてないのにやる」
という言葉などから
『そっか、そんな感じでもいいんだ』と考え方を変えることができました。

実際、LDSメンバーから繋がった印刷会社のインサツビトさんを滋賀にお呼びしてイベントを開催したりと、行動に移せた事例も。

また、移動距離が(いい意味で)バグっている人ばかりなので
それに良い刺激を受けてフットワークが軽くなり、色々な地域にパッと行けるようにもなりました。

正解はない、と気づいた

LDSに参加した当初は、何か地域でうまくやるには成功法則や答えがあるのでは、と期待していたように思います。
でも、その期待は良い意味で覆されました。

リードデザイナーの皆さんをはじめ、参加者全員がそれぞれの地域でそれぞれの違った関わり方をして、違ったことに悩んでいる。

そこに画一的な成功法則なんてものはありません。

とにかく動いて、動きながらもがいて考えていく。
結局そんなことの繰り返ししかないんだと気づけました。

机上のインプットばかりで固くなっていた頭が、もみほぐされたような感覚です。

日本全国に仲間ができた

一年参加してきて一番の財産となったのは、
価値観を共有し合える心地良い仲間が全国にできたこと。

人見知りで新しい環境や人に馴染むのが苦手な私ですが、価値観が近く、尊敬し合える人との心地よい繋がりができたのは驚きでした。

リードデザイナーの方々がよく「ここには気持ちの良い人しかいないよね」と仰っていましたが、本当にそう。

上下関係がなく、とにかく参加者全員から学ぶことがあり、高め合える居場所ができたのは自分にとって大きな財産となりました。

リアルの繋がりを大切にできるようになった

そして、これはコロナ禍でオンラインが当たり前となった後だからこそ実感したことですが、リアルで直接人と会うことの重要さ。

普段の仕事でもオンラインの打ち合わせやプレゼンなど、ちゃんと会って関係性を築くことを怠っていたなぁと大反省しました。

打ち合わせ一つにしても、なるべく直接会うことを改めて大切にできるようになったことで、信頼関係の構築もスムーズになったように思います。

そして2期へ

前半の不完全燃焼した感もあり、引き続き2024年度も参加することにしました。
早くも1期のメンバー同士で企画していることもあります。それも実現できるといいなぁ。

新メンバーとの新たな繋がりも楽しみに、今年もフッ軽で積極的に参加しようと思います。

2024年度の参加エントリーは明日4/29まで💦
(もしこれを読んで迷われている方がいれば、この記事が何か少しでも参加の後押しになれば嬉しいです‥!)

サムネイルの写真はキッチンミノルさんです。
ありがとうございます!!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?