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肩書きを捨てられる場所を求めた私と世界一周ゼミ


漠然と心の中に“世界一周したい”という想いがある。

具体的な理由はよくわからないけど、自分の心の奥底から想いが湧き上がっているのは確か。

そんな私が今、世界へ旅したい理由を聞かれたとするのなら、「肩書きを捨てられる場所に行きたいから」と答えるだろう。


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(※ペルー マチュピチュにて)


23歳の私。23年間東京に住み、小学校〜大学までのエスカレート式の学校に通っていた。とんでもなく視野が狭い環境にいたのは確か。ずっと、外の世界に出てみたいと思っていた。

学校の中では、昔から私のことを知っている人が必ずいて、他者から見た自分の「肩書き」や「アイデンティティ」が常にまとわりつき、自分を変えたい時にも思うように変えられなかった。


どこか遠くへ、私のことを誰も知らない場所へ行きたい。

今とは違う他者が持つイメージからは脱した人間になりたい。

一度フラットな状態になって世の中を見て、聞いて、感じて、話したい。


元々あった「肩書き」や「アイデンティティ」を捨てられる環境を用意してくれるのは旅だと思う。旅をしている間、仕事は辞めているわけだし、住まいが固定されているわけでもない。職業もない、住まいもない。あるとすれば「女性」×「日本人」×「旅人」としてのアイデンティティだけを持つことになる。

でも、フラットな状態になったとして、世界で何を感じたいのだろう。その先が、今は全く浮かんでいない。このまま無鉄砲に飛び出していくと、モヤモヤしたまま終わってしまいそうな気がして、なんだか怖かった。


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(※イギリス コッツウォルズにて)

そんな時に見つけた、株式会社TABIPPOが主催する「世界一周ゼミ」に参加することにした。世界一周をしたい人たちが集まり、世界一周をしたい理由の深掘りから旅へ行く前の準備、旅後のキャリアを考えるなどして、最後には「自分の旅のテーマや自分が大切にしていること」をテーマにして発表するゼミとなっている。私はここで、旅のテーマを見つけて発表したい。



世界一周といっても、定義は幅広い。とりあえず日本を出て、出て行った方の反対側から戻って来れば一周したことにはなる。

10ヶ国ほどに絞って巡る場合もあれば、100ヶ国以上巡る場合もある。途上国ばかりの場合もあれば、発展した国ばかりに行く場合だってある。何かを広めるために世界一周に出る場合もある。人によって定義は全く異なる。


私はどんな国へ行って、何を見たいのだろう。そこに私なりのテーマはあるのだろうか。探したいものはあるのだろうか。


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(※モロッコ サハラ砂漠にて)

ネクストアクションとして、今世界に出てやりたいことリスト100をテーマに、noteを投稿してみようと思う。

パッと思いつきでは、フィンランドのサウナに入りたいとか、ありふれたものになりそうだけど、集めてみることで、何か見えてくるかもしれない。

フラットな状態になった私だけの世界一周。作りたい。

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