人生と言う旅の出発点での大童


なりふりかまわずに何かをすることって、人生の中でも貴重な経験。私の場合は脱サラし、居酒屋を開店という人生における旅の出発地点でそれを経験した。

2011年1月。青森居酒屋を新宿荒木町に開店した後の1年間。オープン景気もつかの間、3・11震災。

当日はキャンセル待ちの電話を受けるためにお店にいたようなもの。遅い時間は帰宅難民の人の腹ごしらえ場所。自分も徒歩で帰宅途中、夕食でもと、寄ったコンビニは弁当・惣菜どころか、食べられる物は全て完売。日本でこんなことが起こるのか、と衝撃の瞬間。

その後3年ぐらい、経営を立て直すまでは、文字通りなりふり構わない状況。ランチ営業、外商、SNS活用、ポスティング、友人へメッセージ、店内で野菜の販売。。。考えられる事は全てやった。私服は2着を洗って着回し。

今は笑い話のそんな日があったから、今幸せをより多く感じられる。そんな人生の船出に感謝。

#旅する日本語 #大童

サポートしてくださったら、飲食店の裏側的なことも書いちゃうかも。。。