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「地方あるある」青森の産品が広がらない理由

有難いことに、りんごの花のようなちっぽけなお店でも、沢山の青森産品をご提案いただきます。

小さいお店ゆえ、全てのモノを扱うことが出来ず、残念に思っています。りんごの花で扱っているモノは本当に青森の一部。紹介しきれない素晴らしい物がまだまだ沢山あります。

小さな一居酒屋の女将ですが、コンビニ商品開発7年→冷凍食品企画開発8年→新宿で居酒屋8年の経験があるので、青森にずっといる方より、少しは外の世界も見えていると自負しています。

そんな私が感じる青森産品PRでもったいないなぁと思う事の覚え書き。

①商談の時間がルーズ。
こちらがお店にいつもいる、と思っていらっしゃるのかもしれませんが、来客時間に合わせて、買い出しや両替・掃除・手が離せない仕込みなどを行っています。平気で約束時間の30分以上遅くいらっしゃる方もおり、業務に支障がでることも。ゆったり時間が流れる地域と、せかせかしている地域の違いなのかもしれないですが。印象は正直良くないですね。

②パンフレットは立派だけどHPがない、または分かりにくい。
小さなお店なので、モノは極力少なくしたいのです。そして今の時代、お客様に説明するのもHPを見ていただく方が、SNS等でシェアもしやすく、より広がりが産まれやすいです。立派なパンフレットを作るのはお金もかかると思いますし、逆にモノを持たない今の時代にそぐわない部分も多くある気がしています。名刺サイズのカードでHPにリンクするQRコードがあると、お客様にも持っていってもらいやすいです。

③対応が遅い。
これは、冷凍食品の開発の時に感じたことなのですが、今も時々感じることがあります。そして、①の事にも通じ、時間の認識が甘い人が多い印象です。見積もりや問い合わせに対する返信が遅いことがあり、やはりそうなると他の対応が早い会社の商品を優先することになります。小さい会社ほど少ない人員での対応になるので仕方ないのは分かっているのですが、こちらもそこだけに関わっているわけではないので、やはり疎遠になりますね。。

④生産者や売る人が他の類似品を知らないことが多い。
青森のイメージは他の地域(特に関東以西)出身の方から見ると、やはり魚介類です。でも実は肉や野菜も凄く美味しくて、扱いたい物も多いし、提案も多いです。ただ、「よそ見をせずに自分の商品に向き合ってます」と言えば聞こえは良いのですが、他の類似品の情報と比べて、生産方法の違いや野菜なら糖度が違う事などを具体的に説明していただけると、分かりやすいですね。
りんごの花で扱っている十和田ガーリックポーク、海峡サーモンは生産方法の違いが明確ですし、味も明確に違うので長く扱っていて、人気の食材です。

⑤加工品の味付けが濃い。
青森ってどうしても濃い味付けを好む人が多いです。お肉は特に加工品として販売されることも多いのですが、味付けが濃くてもったいないと思う事が多いです。濃い味付けにしてしまうと、安いお肉もおいしくなるから、この高級な食材じゃなくてもいいよね?!みたいになってしまうんです。
でも食材が高級だから値段が高い。
某有名焼き肉店みたいに、ブランド力があればまた違うのでしょうけど。
あと加工品は素材よりも割高になるので、居酒屋では使いにくいのです。

他にも思う所は色々あって、自分の無力さを感じると同時に、これはないな~、と思う事も度々。
そして、この投稿を見ているであろうネットリテラシーがあったり、東京に住んだことがあったり、頻繁に来ている生産者の方は多分そのことは分かっていて、本当に伝えたい方には伝わりづらく、直接言ってもなかなか理解されづらい現実。。

とりあえず、私は新宿と言う地でできることをやっていきます。

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もぎまなみ・青森PR居酒屋女将 新宿荒木町

初めまして、新宿荒木町にある、青森PR居酒屋 りんごの花女将の茂木真奈美です。 18年の会社員生活を経て、出身の青森を盛り上げるために2011年1月に居酒屋を仲間と始めました。日々の気付きや、飲食店の裏側をアップしています。

女将が考えていること

今私が考えていること。これからやってみたいこと。 徒然に。
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