社会の闇の中報われない光が指す映画【ヴィレッジ】
予告編を見て、なんとなく気になった映画を見てきた。
感想を一言で言うとタイトルにたどり着くのだが、これを書こうと思うほどには考えさせられるものがあった。
予告を見た限り、少しホラー要素があるのかなと思ったが、実際は人間の救えないドロドロの闇をこれまでもかと見せつけられる映画だった。
主人公はずっと人生のどん底を味わっていた。変わらない毎日。犯罪者の息子。母親がつくる借金。
そこに現れたみさきという女性。彼女のお陰でどん底から這い上がっていく。
一方でそんな主人公をよく思わない人もいて、酷い仕打ちを受ける。
そこも乗り越え、村長に認められるほどの地位と名誉を手に入れるのだが……。
正直、バッドエンドだろうなと思いながら見たけれど、本当に救えない展開だった。見ていて苦しさもあった。
最後は数々の犯罪が暴かれ、そして最大の過ちも犯すのだが、ただ主人公が死ななかったこと、そして駆けつけた人物によって報われたラストなんじゃないかと感じた。
そして、なかなか抜け出せなかった負のループをもう1人抜け出せのかなと思わせる場面もあった。このシーンが良かったのかは別として
全体的に暗くてしんどいが、だからこそ幸せという光にスポットが当たった映画だなと思う。
今回はある村の話だが、これは私たちが属する社会に通ずるものがあり、きっと自分の環境を省みるきっかけになるだろう。
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