東京のびのび日記@神保町
東京のびのび日記、第2回目の地は神保町。
神保町には、私が長く勤めていた会社の本社がある。
灯台もと暗しとはよく言ったもので、毎日行くからこそ、神保町と言う街に特別感がなく、毎日ただ家と会社を往復するだけだった。
毎日純喫茶を横目に会社へ行く。
銀行に行くついでに、古本屋のワゴンセールをチラッと覗き見する。
カレー屋さんの看板を見て、行ってみたいなーと思う。
ただそれだけだった。
長く勤めた会社を退職してから、やけに神保町が恋しくなった。
通り過ぎていただけのカレー屋さん、行ってみようかな。
会社を辞めてから数ヶ月、ようやくカレーを食べに行った。
横目で見るだけだった純喫茶にも行った。
知らなかった、神保町ってすごく楽しい街だ!
男女の関係のように、街との別れにも、意味があると感じた。
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