私、パニック障害

ここ最近よく聞くパニック障害。映画とか本とか、だんだん知れ渡って聞いたことがある人も多いんじゃないかな。

私は2年前の秋ごろに発症した。
大学2年生の時、当時は言ってた部活の人間関係で色々あって、まず、過呼吸が出た。それに手足のしびれ震え、冷や汗、動けなくなって、自分が自分じゃなくなるみたいな、このまま死んじゃうんじゃないかってくらい怖かった。
個人差はあると思うけど、パニック発作って大体こんな感じの発作が典型的な症状だと思う。こういう発作がたびたび起こるようになって、病院に行って、パニック障害って診断された。

ここから不幸自慢みたいになっちゃうけど、リアルな私の体験を綴るね。

よく言われる、閉鎖的な環境がダメ、っていうのは私も本当にそうで、逃げられない環境が、発作が出そうで怖かった。
バス、電車、飛行機とかの公共交通機関が利用できなくなった。
教室もダメになって、大学も行けなくなって、無理な日はエレベーターも無理だった。
一度怖いと思ってしまった場所は「広場恐怖」って言って、行けなくなる。
どんどんいけなくなる場所が増えていって、症状も悪化して、
家で発作が起きなくする、発作が収まる薬を飲んで、副作用でフワフワしながらずっと寝てる、っていう生活をしてた。

そうしてたら鬱も併発してしまって、そこからがまた大変で、
気持ちも沈むし、私は過眠と過食に走るタイプの鬱だったんだけど、鬱になってできなくなることも増えた。
文字が読めなくなった、というか、読めるんだけど理解できない、みたいな。英語を読んでるみたいな感覚が一番近いかな。
そのせいで大好きだった本が、読めなくなった。

本当に、人間とは思えない生活をしてたし、何もできなくて、生きる意味とか楽しさとかを見失ってしまって、
死にたくて死にたくてというか、消えたくてたまらなかった。
何回か首吊ってみたり、踏切に飛び込もうとしたり、高いところから飛び降りようとしたりした。
でもどれも、怖くてできなかった。

こんなに消えたいのに、死ぬ勇気もなくて、もうどうしたらいいかわかんなくて、泣いた、めちゃくちゃ泣いた。

この時が一番つらかったな。

長くなったから、そこからどうなったかは続きに書くね。
ここまで読んでくださってありがとうございました。

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