「悲しいが、我々はさらに多くの死者の発生を受け入れねばならない」との英国ジョンソン首相の言葉と共に、この１６ヶ月コロナで15万人が亡くなったイギリスでのロックダウンが７月１９日で解除になる。
今のところ、マスクもディスタンスも規制は撤廃される事になっている。
困窮しているエンタメ業、飲食業、航空・旅行業には明るいニュースだ！

１日1700人近くが亡くなっていた日々に比べれば、ワクチン効果で今は激減している。しかし、今日7月14日現在、１日の新規感染者は４万人越え！（保健省は今月末には１０万人予想）
「感染者も死者も増えるが犠牲は仕方がない」
「今後生きるも死ぬも自己責任」　
という発想は日本人には受け入れがたいのではないだろうか？

病気があり、この１６ヶ月に１２回しか外にでれなかった私には少なくとも受け入れがたい。もっと外に出れなくなってしまう

と言いつつ、周りの人たちはわりと明るくやっている😃

これ以上の厳しいロックダウンでは、人々も経済も我慢の限界で
不満爆発はウィルス爆発より怖いイギリスなのだ。
欧米ではマスク着用には「自由を奪われている」と
感じる人が多く、日本人と感覚が違う。
１年半前まではマスクをしていたら近所の子供らに「変な人扱い」されて指を差されて笑われていた。

だから「マスクはもう規則ではありませんよ〜。」という発信は
政府も国民の不満に忖度したのだと私は思ってしまう。
「でも密の場所ではなるべくマスクしてね。自由だけど。」という事も責任回避として一応小さく説明されている。

先日のサッカーヨーロッパ選手権も、テニスのウィンブルドンでも既にほぼ誰もマスクしてない！
将来の国王、ウィリアム王子ですらしてない😱

「恐れ」を嫌うイギリス人を象徴しているようだ。

写真のように、ナイチンゲールが学んだSt Thomas hospitalの壁で、コロナで亡くなった人たちを❤️で追悼しているイギリスではあるけれど。

心からご冥福をお祈りします🙏

秋にはワクチン３回目があるそうだ
イギリスは世界の実験台！
死者が急激に増え始めたらワクチン効果失効の合図？
私が一番感心があるのはワクチンの「効果期間」だ。
ワクチン２回接種していれば９０%以上は重症化しないと言われているので、ワクチン２回接種済みのほとんどの人が「その９０％に自分は含まれていることが前提。」と思っている。
でも、残りの10％に入る人もいるということを忘れてはいけないと私は思う。
ワクチン効果期間がわかっていないことも。
ウィルスがなくなってないことも。
忘れないで。
日常と笑顔が戻ってくる日を待ち望みつつ。。
Are we going be free after 19th? Or Are we going to see the hell again?

●国際ジャーナリスト木村正人さんの記事
[イギリスの危ない実験「感染ピークは6週間続き、1日1千～2千人の入院で医療が逼迫」、最悪11万5800人が死ぬ]
https://www.newsweekjapan.jp/kimura/2021/07/6112115800.php
※ウィリアム王子の写真ByAFP BBNews