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#0032 これはいかん #映画2 天気の子

昨日これを書いた後も、今時点『天気の子』への考察が止まらない私が通りますよ。

昨日観た直後は、綺麗だったけど面白くはなかったなという感想だったのに、なんたること!?

昨日はもう感性では見れない大人の自分からしたら、その感覚が分からないはそれでいいのだろうという結論でしたが、アニメという観点から見ると、また少し違ってくる。

幼少期からジャンプで友情・勝利・勇気にまみれ、ガンダムを横目に見つつも、手塚治虫先生と水木しげる先生に人間の業をベーシックに叩き込まれつつ、大島弓子先生や川原泉にファンタジーと個としての概念をいただきつつも、リアルタイムでジブリに人間とは、営みとは何か考え続けろという洗礼を受け続け、あげくエヴァンゲリオンで自我とはなにかと思春期を揺さぶられまくり、劇場版を涙して観ていた人間としては(王道のみ、きっちり通ってきたな)

最終的に喧嘩売っとんか?新海監督。って気持ちで今日を終えようとしています。

議論させるための映画を作るとはよく言われたもので、議論しか出てこんわ。

きっと多くの人が、ラピュタのパズーや碇シンジたちと重ね合わせ比較したと思う。それらの作品のその表と裏を自分なりに考察して自分なりの解釈ができている中に、これを投げ込んでくるとは。答えは映画にはなく各々が考えればいいことではあるけど、その方向とやり方でここまでやりこむ?

そもそもシチュエーション至上主義が好み的には合わないので、そこで思考が引っかかったら終わりではあるんだけど…

そう問うてるようでいて、そうなるとここに矛盾が出てくるし、かといってこう捉えたらここはそうあるべきじゃない。ってネタを、無尽蔵に100くらい散りばめよって。

オタ頭が情報収集つかんくなり、混乱してきて、さらに、いや、待って、私が考えすぎ!やだ恥ずかしいかも!ってなって、またさらに一周して

結局、あいつ喧嘩売っとんかって気持ちになったわ(`Д´) ノ  全部予定調和な気がして悔しい!

考察書くの無理。誰かと話してたら、多分私はだいぶ引かれるくらいこの作品について様々なアニメと対比しつつ20時間くらい話してしまいそうで、そんなこと書ききれん。

そして、そんなものを散りばめながらも、丸っとひっくるめて若者を魅了するものにしあげるとは!(未確認なので知らないけど)

天才か!(いや、天才なんだよね…)

結果的に、『君の名は。』より、俄然面白かったのでした。くっそう!(何故か悔しい)

☺︎今日も総じていい一日だったなと思えたこと

アニメについて新旧頭の中で考察ししづけたので、最近使ってない脳の一部分を使うことができて、なんだかリフレッシュ。


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