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信念をもつ人とはどんな人?

Principled(信念をもつ人)とは?

今月はPrincipled(信念をもつ人)を考える月です。
子どもたちは、言葉ではいいこと言ってるけど、
そんなのを聞きたいんじゃない。
うわべだけじゃなくて、言葉に上手く表せなくてもいいから、
自分が考える「信念をもつ人」像を思い描いてほしい。
『あなたなら、どう答えますか?』

身近な問題から

めったに怒ることはないですが、
今日はちょっと強めに怒っちゃいました。
今日、子どもたちが掃除の時間に騒いでいました。
「なんだ?なんだ?」と近づくと、
「ぼくじゃない!」「ぼくでもない!」の連発
食器を片付けていない人探しをしていました。
外(教室からすぐに屋外へ出られます)で食べていた人は5人。
5人の中の誰か1人が片付けをせず、お皿を放置。
掃除の時間に、外掃除の人が外で食べてた人に
「片付けてよ!」と声を掛けていたことから起こった今回の問題。
内心、「いやいや誰でもいいじゃん」と思いつつ
逃げ回る5人を捕まえ早速話すことに。

責任の押しつけ行動

「このお皿って外で食べたあなたたちのものだよね」
みんなが「ぼくじゃない」「ちゃんと片付けたもん」と言う。
「いやいや、でもここにお皿残ってるよ」
それでも、違うの一点張り。
いやいや、犯人捜しをしたいわけじゃない。
もちろん、食べたら片付けることは大切。
でも、そんな忘れることだってあるよ、人間だもの。
今回、誰かを傷つけたいわけじゃない。
ただ、ここにお皿が残っていることで、
困っている人が何人もいることに気が付いて!

そこで…
あなたたちにとってのPrincipledってなに?
それって、やってないって言い張ること?
自分が守られればいいってこと?
責任を押しつけ合うこと?

子どもが出したPrincipledの答え

すると、いつもふざけている子がぽつりと「思いやり」
まだまだ、私せめてしまいました。
「思いやりってなに?」
同じ子が、「相手のことを考えること」
「もし、あなたがそれに対しての信念をもつ人であるなら、
 今の行動を振り返りなさい」

他の子は一切何も言わない。
普段、子どもたちに「信念をもつ人」について尋ねるときには
いいことばかり言ってるけど、結局言葉だけ。
そんなのは、いりません。
言葉ではなく、行動にうつせる子であってほしい。

私のPrincipled

さて、私は鉄のように頑固です。
一度決めたことは最後までやり抜きます。
どんなことであろうと。
「初志貫徹」
なんか、ずっと好きだった言葉。
でもときに考えが折れないので、厄介者にもなります。
私の中で、一番大切なのは「自分」
でも、その「自分」が大好な人は「家族・友達・仲間」で
彼らに支えられています。
だから、例え自分が傷ついても
「家族・友達・仲間」が傷つくことは絶対にしない。
しないようにしている…。

IBの10の学習者像にあるPrinciped
私は言語化するのは得意ではなく、感覚で生きている人間です。
子どもと同じでうまく言葉にはできなきけど、
でも、本質を見抜き、そこからぶれないように気を付け、
その大切さを子どもに伝えていきたいと常日ごろ思ってます。
まだまだ、私自身も探究中ですね。

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