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炎上商法を見ていて思うこと

いつも炎上している人がいます。 特定の属性をバカにして、 蔑む発言を繰り返している人。 その人たちを見ているときに思うのが、 この人たちは「サイコパス系」なんだろうなと。 そして、「炎上しても自分の人生がそんなに悪いことにならないと学習したんだろうな」と。


実害がでない形で商売をしている人に関しては、 炎上商法って得なんですよね。


すでに莫大(ばくだい)な資産があって、炎上しようが生活に何の支障もない人。そして個人で稼いでいる人は炎上は損ではなく得になる。 例えば、オンラインサロンやメルマガで稼げている人。 支持者がいれば、他の人から嫌われたとしても問題ないわけです。1000人の支持者がいて、その人たちから毎月1万円もらう。生活は安泰。 それが100人まで減ったとしても、月100万円ですから何の問題もない。炎上しても何も痛くない(むしろ宣伝になる)。 ということで、炎上してもお金の問題が発生しない人たちは、SNSで暴れ放題。


で、ここから、炎上芸人を嫌っている人(アンチ活動をしている人)に言いたいことなんですが、 本当にあなたが、その発信者を嫌っているとしたら、やるべきことは一つしかありません。 それは、「反応しない」ということ。 あなたが嫌っている発信者の動画に対して、反応すればするほど、その発信者に貢献していることになっちゃうんですね。無料で宣伝活動に加わっているからです。


アテンション・エコノミー、炎上商法ですごいなと思うのは、「アンチを無料で働かせることに成功した」ことです。 GAFAのようなジャイアント企業は既に成功していて、プラットフォーム上で人々が活動することによってデータが手に入りますね。 「何を好きなのか、何を買ったのか、どういうものに反応したのか」 このデータを抽象化し、ビジネスに活用する(パーソナライズド広告、商品開発など)。無料で働かせるということを巨大なIT企業はやっているんですが、 それを個人レベルでやっているのが、アテンション・エコノミーのプレイヤーたちなんですね。

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