『マイ・プレシャス・リスト』とストレスだらけの水曜日

今週の水曜日、もう本当に何もかもが嫌になった。
嫌すぎて手帳にも「いやだ」と書いた。

ストレスが溜まっているのは自覚していたので、
早上がりしてエジプト展に行こうと思っていたら、仕事が長引いて、結局定時過ぎになった。

その瞬間、自分の中でなにかの糸が切れました。

原因はとにかく仕事に対する不満。
IT企業っぽく言えば、エンゲージメントの低下です。

取り掛かっている案件が、泥沼化している事。
チームメンバーが嫌いという程ではないけれど、好きにもなれない事。
ああなりたいと思える存在が上司にいない事。
そもそも、今いる業界での成功に興味がない事。
同期より出遅れている事に気づいている一方で、認められたいという気持ちが失せてしまっている事。

やる気が起きないのなら、何か工夫をするべきなんでしょうけれど、
そもそもやる気がないのでアクションを起こす気にならない。

文章に起こすとどうしようもない話ですが、まさしく悪循環に陥っています。

しかも、上司にはこんな話はできない。

今ちょっとでも“アドバイス”をもらったら、
高熱で寝込んでいるところに「ゴロゴロしてないで早く病院行けよ」と言われた気分になって、余計に落ち込むのが分かっているからです。

仕事や将来のことは一旦置いておいて、
このストレスを何とかせねばと思い、深夜3時に散歩に出かけました。

iPhoneでビリー・アイリッシュとBTSを交互に流しながら、
誰もいない夜道で軽く踊りつつ。

少し遠めのコンビニに入って、駄菓子コーナーにあるお菓子を手当たり次第買い物カゴにぶち込みました。

『マイ・プレシャス・リスト』という映画のポスターに、こんなキャッチコピーが書かれています。

「幸せになるためのリスト」はじめます。

これは、IQが高すぎて周囲に馴染めない主人公キャリーのために、
カウンセラーの先生が渡したリストのことです。
そこには6つの課題が書かれています。

・ペットを飼う
・子供の頃好きだったことをする
・デートに出かける
・友達を作る
・1番お気に入りの本を読む
・誰かと大晦日を過ごす

劇中でキャリーも「このリストを実行すれば、私の抱えてる問題がすべて解決するってわけ?」と皮肉っぽく切り捨てますが、
もちろんこれで幸せになれるわけではありません。

この映画に心理学的な根拠があるのかは怪しいところだし、
6つの課題も、なんだか恋愛に偏っているなぁというのが正直な感想でした。

でも振り返ってみると、お気に入りの曲を聞きながら、
子供の頃に好きだったフィリックスガムやアンパンマンぐみを買っている自分の行動は、かなりこのリストに近いものがあります。

さすがに深夜のコンビニで店員さんに「友達になりませんか?」と声をかけるのは辞めたけど。


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