全存在「Me Me Me」を聞いているのは当然の事としての話

どうも、バーチャル魔法生物マネミックです。
3月19日に我が盟友こと日辻シラムが手掛けるVTuberプロジェクト「Sheep's Lives」から初のEP「Me Me Me」がBOOTHにて先行リリースされました。
4月19日(シークの日だ!)に正式(?)なリリースをするという形になるようですが、BOOTHで購入した方も多いでしょうし、各種サブスクリプションにも対応するとのことなのでコレはもうこの世に遍く全存在が聞いているという状況であると言っても過言でしょう。
今回はそんな感じの「Me Me ME」の感想のヤツになります。
これまでに日辻シラム名義でリリースされた2つのEPに対してラヴレターと怪文書を世に出して来たマネミックですがシプライというフィルターを通す事で何か違うものは見えてくるのか?どうなんだ⁉(見切り発車魔法生物)例によってこの記事は個魔法生物の感想であり、妄言でありラヴレターでありチラ裏感想雑記になります!何言ってんだコイツって思ってもそのまま読み進めてくれよな!!

僕にとってのSheep's Lives

そんな訳で、楽曲に対する感想の前に僕にとってのSheep's Livesについて話しておこう。
Sheep's Lives、日辻シラムがこれまでに何度もやってきた分裂する羊たちというテーマが順当に進化したネクストステージって感じがしますよね。これまでの活動の中で分裂と統合と変化を繰り返していた日辻シラムですけど、今回のSheep's Livesは見せる/見られるための分裂って感じで一歩新たな領域に踏み込んだなって感じがしております。
Vが演じるVという構図、かなり新しいんじゃないかな。今はもうVのすべてを把握できる状況にないから世界初かどうかは分からないけど、声劇やTRPG配信みたいな一時的なモノとか何らかの切り分け(制作に関する話の時は別人格みたいなやつ)とは一線を画した新しい試みなんじゃないかなぁと思っています。前々から日辻シラムにはキャラソンの才能があると思っていたのである種戯画的にキャラクターとして切り分けたのは凄くスタイルに合っていると思います。
で、コレは完全に僕個人の話になるんだけど。シプライの三人のキャラクターを通して日辻シラムというキャラクターを見てしまうんだな!
日辻シラム(あるいはもっと根源的な概念)から分化した三者である事は確かなので、これが全然悪い事だとは思わないんだけど。なんというか、スターシステムとかで出てきた元のキャラが好きだからこの世界のキャラの事も好き。でもそれはこの世界のそのキャラの事をフラットに愛しているのだろうか…?みたいな面倒くさいオタクの自問自答系妄言なんだけども!!!!
つまり何が言いたいかって言うとこれから始まる楽曲の感想は入れ子構造にキャラクターを見ている僕の感想なのでフラットなシプライの感想じゃないかもだけど許してくれよなって事です。

「Me Me Me」

日辻シラムにはキャラソンの才能がある!!!マジで!!!!!!!
セリフの掛け合いがあるとなんかキャラの関係性とか見えてきてイイっすよね!!!
めぇと鳴く三人の羊が自分(me)のこの身を見ろ!と語りかけてくる感じがサイコー。
個々のキャラについては個別曲で語るので飛ばすけどこの曲だけでもなんか元気なやつ、なんかセクシーなやつ、なんか格好いい風のやつって分かるのは良いよね!

「look me」

シラム・シロムのソロ楽曲。元気が良くていいね。
シラム・シロム(長くなるので暫定的にシロムと呼称しよう)はシプライの中で唯一シラムの名を冠するだけあってなんというか、初期(この初期というのはデビュー時ではなく原案的な最初に産まれた的な意味の)日辻シラムという感じがしますね。仮に羊角とラムネが見せたい自分であるのならシロムは在りたい自分って感じがします(勿論3人とも等しくそう在りたく、そう見せたい存在であるのでしょうけど)初期衝動的なというか、ゆめのはじまりであり、夢の到達点って感じ。見せたい様に見られたい。けれどもそうでない自分も見てくれ(look me)って感じでもある。
先ほどスターシステムの話をしたけれど、それこそシロムはヒツジノユメで彩華十弼が守った幼気で無垢な子羊なのかもしれないなと思いました。

「love me」

白群羊角のソロ楽曲。どちゃくそドッッッえっちソング。
コレは完全に個人的な癖なのですが白群羊角にはちょっと不幸でドえっちな目にあって欲しい。というかこの曲がちょっと不幸でドえっちな曲だ。満たされたわ。
曲名がlove meってのもあるんですけど、白群羊角のテーマは「愛し愛される自分」であると思っています。日辻シラム(28)もそんな感じだし。
とここまで書いて思いだしたんですけど Sxxker Sumerの件があるから(シプライ時空ではどうか知らんけど)羊角とトースケは同棲してんじゃん(シプライ時空ではどうか知らんけど)!!!!!
物の例えて出したスターシステムという言葉が思ったよりもマッチしている概念だったのかもしれない。
シプライ時空の羊角はトースケと同棲しているかもしれないし、そもそもこの時空に彩華十弼は存在していないのかもしれない。仮に全く関係の無い存在であると明言されたとしてもそこはほら、公式が勝手に言っている事だからさ。

「kill me」

獅子羅武音(以降ラムネと表記しよう)のソロ楽曲。今までとは違うロックな感じ(音楽的概念でこれがロックかどうかは知らない)で格好いい曲。
正直ね、シプライにおいて獅子羅武音という概念の登場はマジで革命的で天才的だと思うんですよね…!
Me Me Meでも表現されているんですけど、ラムネって格好いい風であって格好いい存在では無いというか。本当は繊細な部分があったり、劣等感を抱えていたり。だからこそ世界に対して俺を見ろと牙を見せる所が最高に格好いいじゃないですか。羊でありながら獅子の名を冠する男は流石だぜ…
歌詞を見ていて気付いたんですけど、シロムが僕の目を見て、羊角が見つめあう目と目なのに対してラムネは先の見えぬトンネルでこの目は微かだが確かなまだ見ぬ世界の光を視たなんですよね。恰好良すぎる。

kill me は最初は俺を殺してくれだったのが、最後には俺の心の絶望を殺してくれになっているのが個人的好きポイントなんですよ。これまでも日辻シラムは苦悩多き男である事は語っているんですけど、獅子羅武音という存在が産まれた事で苦悩と戦うというか、苦悩しながらも俺を見ろって言えるようになった気概を感じたというか。ラムネが産まれた事で日辻シラムの魅せ方に厚みがでたなって感じました。

最後に

以上、Me Me Meの感想というかシプライの感想なのではコレは???という感じの奴でした!Twitterでも少し話したけど、このEPがリリースされた3月19日というはシークの日の1か月前にあたるので、欲しい物を求める旅に出る前に自分は何が欲しいのかを考えたという意味があるんじゃないかとかってに考えています。
この記事でも再三言っているけど、日辻シラムにはキャラソンの、というかキャラクターを運用する才能があると思っている。
日辻シラムでは表現したいけど出来なかった事とか、日辻シラムでやる事では無いなと思って取りやめた事があったりすればどんどんシプライで表現して欲しいと思う。それが向いていそう、というのもあるんだけど。何より僕が貴方の色々な面を見たいと思っているから。
そんな感じのシプライの感想でした!!!なんかシプライ公式でゲーム企画もやりたいみたいな事を言ってるぞ!?どのよう形式で!?音楽以外の活動も一層楽しみになってきたぜ!!!!
以上、バーチャル魔法生物マネミックでした!!!

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