見出し画像

光の影

3/15 「 L 」をもってドラマーの稲田充宏が脱退しました。それに伴い、manentは一旦ライブ活動を休止します 。

2017年4月にmanentに加入してから2年間、彼はバンドを一番後ろから支えてきてくれました。彼は非力で、僕らも非力で、それでも何かに抗うように毎回精一杯ライブをやってきました。各々が各々の欠点を補うようにしてこれまでやってきたように感じていましたが、全てを補うにはまだまだ何もかもが足りなかった。でも形あるものはいつか無くなるし、人は永遠に足りることはないと思っているので、ネガティブには捉えていません。僕らは足りないままで進んでいきます。きっとまた何かを埋めるようにして。そして僕らが、誰かの何かを埋めるようにして。
またどこかで会えると思ってます。
それまでどうか元気で。

Gt,Vo 高畠



稲田からの脱退によせてのコメント

ドラムの稲田です。

ちらほらご存知の方もいらっしゃったと思いますがこの度、manentを脱退させて頂くことになりました。僕は文章を書くのが苦手なので文章にすると薄っぺらくなってしまう気がして最初は感謝を15日のライブに来てくれたお客さんに伝えてあとは何も言わずに辞めるつもりでしたが、書く機会を頂いたのでよろしければ見てください。


辞める理由は主に2つで、1つは就職、もう1つは実家に戻ったため都内での活動が厳しくなったからです。manent で叩かせていただいたこの2年はかけがえのないものになりました。約2年manentをやってきて一番学んだのは「自分なりに曲に寄り添う」ってことです。manentの曲は翔さんが作っていますが、自分が加入した時、自分の力量不足のせいで翔さんの作る曲の良さを潰してしまっていると1年くらい悩んでいました。1番苦しい時期でした。「このまま2人に迷惑がかかるならドラムを辞めよう」と思っていました。

そんななか、RO JACKのコメントで「ドラムだけは2人とは違うテイストでそれがまたいい」と言ってくれた方がいました。誰が書いたかは分かりませんがあの言葉を見た時ほんとに嬉しくて救われた気がしました。   自分なりに正解がない中でこの曲が伝えたいことはなんだろうか、どんな風に聴いてほしいだろうか。ということをドラムに反映させて叩いてきました。この2年間は音楽に対して真摯に向き合った2年間だと思ってます。この経験をさせてくれた藤井と翔さんには感謝しています。 

おかげでRO JACK入賞やTokyoMusicRise準優勝などいい思い出が出来ました。たくさんのバンドと知り合い、友達も増え、最後たくさんのお客さんに見て頂けて幸せでした。  

引き続きmanentの応援をよろしくお願いします。これからはmanentのファンとして観客席で2人を応援していきたいと思っています。ありがとうございました。

------------------------------------------------

改めて、今までmanentを応援してきてくれた方、本当にありがとうございます。

そしてこれからも、よろしくお願いします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?