三日目 令和元年五月一日 十三時半頃
東海道中有松日本橋 満願大成就膝栗毛。三日目 令和元年五月一日 十三時半頃。三河國 国府。「こう」と読む。
孤立する連子格子の家々。
薬師瑠璃光如来。行基がこの地の両親を亡くした二人の姉妹が住む家に投宿した。姉妹が死んだ父母の供養を行基に懇願したところ、行基が近くの古木で薬師瑠璃光如来像を刻み、姉妹は寺を建てこれを安置した。それ故、この寺を「二子寺」という。
狭い境内にある手水鉢にはしっかりと盃状穴がある。
秋葉山常夜灯。寛政十二年(1800)に建てられている。台座石は明治以降にすげ替えられているためか盃状穴はない。
この先の街道の状態。実線の矢印の部分は街道が現代の道として残っているが、点線の矢印部分は完全に道が消失してしまっている。
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