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昂揚の毒と、沈滞の毒の中間で

とりとめなくやらせてもらうよ、ええ。なんだって、ここワンウイク、「書くのだ!」が頗る滾っていたのだけれど、いまこの刻まで斯くなる意志は指に届くことさえなく、毎晩のように夢見てたっちゃ。今宵こそと意気込んでは勇み足。身体に染み付いた資本の穢れを祓うことが第一。マチへ飛び出し、呑み、喋り、呑み、喫み、歌い、語り、呑み、呑み、唄い、聞き、聴き、呑み、呑み── 部屋に戻る頃には刃毀れ凄まじく、死なば諸共と手にしたグレネイド500mlカンカン幾本虚しくも不発。アルコホル、所詮は舌の撥条にしかならん代物。苦堕嵐モノ。それもその筈、使役しようとするのが間違い。充足した従属の習俗は終息せずデアル。畢竟、自分で自分の始末をつけなければならない!のである。そういうワケで二合にして一篇くらいはやりたいものであるけれど、旅帰りだから、勘弁しておくれ...  北陸なぞ行っておりました、京へ戻りました。

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眠れない夜に

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