先日、東京エリアのミーティングを行いました。
全員女性なので仕事に対して使える時間やモチベーションも人それぞれだけど、「せっかく同じ時間で同じお給料もらって働くなら、本気で向き合った方が良くない？」「一生懸命働いた記憶は、人生の誇りになる」ことを日々話しているし、伝わっていればいいなと思っています。
仕事のために自己犠牲することもしなくていいし、あくまで人生を楽しむ手段のひとつだけど、最大の自己成長できるものだと思っています。
マニネイルのスタッフが少しずつ変化している様子も見えて、また嬉しいひと時でもありました。

この春に２店舗開業、移転が重なるため、只今、絶賛面談ラッシュです。
人材不足と言われているこの業界、この時代に、求人コストをかけず、毎日多くの応募を頂いて本当にありがたいです・・！！！
面接や選考は管理職に一任して私はほぼ関わっていませんが、応募者の方からもよく言われること。
「実行力のある社長、会社だと思った。」
面接に来るほとんどの方がこのブログやInstagram、社員インタビューを読んで下さっているくことが多くて
・待遇が良いから
・素晴らしい技術者がいるから
という今まで当たり前とされていた志望動機ではなく、マニネイルを選んだ理由の一つが「会社の実行力」であることが嬉しいなあと思っております。
そう、とにかく私もこの会社も「実行力」。ただそれだけで成り立っております。

「共存」とか「共感される人に」が良しとされるこの時代に逆風を貫いていますが、正直、能力や環境のハンデは仕方ないものです。
突き抜けれる環境にいるひとは突き抜けて、自分の力だけでどうにもならない人に対して手を差し伸べる、そうでないと社会は成長しないと個人的には思っています。
「恵まれた環境で育った人はその力で更に恵まれた環境を作り、そうでない人たちに還元することが社会」と言われて育ってきました。
だから人には媚びない、お金を払ってくれる方（お客様）以外は頭は下げない。そんなポリシーを貫いているからこそ、できる範囲での泥臭いことはまあまあやってるなと思います。

先日、ケーブルTVのインタビューを受けました。
20代女性が一人で立ち上げた会社がなぜ、ラグビーワールドカップでのイベントや（こちら海外ネイル協会の企画ですが）マルイさんやコナミさんなどの上場企業との取引、すごい人脈をお持ちなんですね！！という話になり、「ほぼ「お客様お問合せフォ―ム」からの営業ですよ。」と話すと驚かれました。
昔から私の辞書には「わきまえる」「身分不相応」という言葉がないようで、根っからの図々しい性格が、良い意味での処世術になっていると思います。
それは小学生の時に大好きだったＶ６の森田剛くんにサン宝石さんという格安アクセサリーが通販で買えるショップで、1,000円台のブレスレットを買い、ジャニーズ（旧）事務所に「ミュージックステーションでつけてください」と書いて送りつけるとことから、身分をわきまえない行動は始まっている気がします。
高校生の時はギャル3人でバンドを組んでましたが、地方のライブハウスでちょっとチヤホヤされただけでデビューできる、私たちZONEより可愛いし？（超絶失礼。ファンの方すみません！！！）と豪語していたり、自己肯定感の高さと勘違いで、いろんなことを怖いもの知らずにチャレンジしてきた気がします。
大人になってからは、独立する際に大阪で月のほんの数日だけネイルできるスペースを借りたいなーとタウンページで片っ端から美容室に電話をかけて、結果的に無料で（!!)貸してくれる美容室を見つけたり、この人と話がしたい！！と超絶有名な人にもお決まりの、お問合せフォ―ムやFacebookでネットナンパし、「15分だけでもいいので時間ください！！」とアポを取らせてもらったり、自分のやりたいこと、実現したいことは待たずにとことん行動してきました。
私の泥くさ実行力は、経営者やフリーランサーなら普通やろ？？とずっと思っていたけど、案外みんな「ご縁があって～・・」や「ご紹介のみで～・・」とお上品に仕事をしているひとが多くて、私って変な行動してたにんだ！と気が付いたのは最近のことです。
これだけ行動して発信してるんだからやりたいこと実現して当たり前じゃん？と思ってしまうし、その割に全く稼げてないしなにも成功していないな、おかしいな・・と日々思っています。笑

学ぶこと、志をもつこと、人に好かれようとすることももちろん大事。
だけどそればかりして行動できていない人の世の中に多いこと。
学ぶだけ学んで、実行しないなんて、気が付いたら人生終わってるよ？？と思うし、私は経営者になったからには、挑戦し続けるべきだと思います。
社員に対しても夢を語ることも大事だけど、とにかく「実現」でしか信用は貯金されない。
冒頭に戻りますが、「仕事に本気で向き合うことが楽しい」と思ってもらえるように、押し付けではなく、そう思ってもらえる背中をみせる、責任が私にはあると思っています。
私って自分では生まれた時からどろくさーーーい人間だと思っていたけど、端から見ると、軽やかにいろんな人脈を駆使しながら要領よく生きているように見えるようなので、どろくさ＆実行力エピソードについて書いてみました。
一応私も女性なので、危険のないよう・・！これからも泥くさギャルマインドで社会に乗り込んでいきます♡

久賀田有紀

株式会社マニクリエーション代表取締役
一般社団法人海外ネイル協会代表理事
教員からネイリストに転職。
ネイルサロン勤務・NYインターンを経て2013年ネイルサロン「maninail」開業。
2015年より一年間、フランスパリにて活動のち2016年再開。
ネイルサロン6店舗経営、海外ネイル協会運営、シニアネイル事業の監修を行っている。
女性支援の事業を通してジェンダー格差のない社会を作ることが目標