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【転職】③仕事と並行してスクール通学

「手に職をつけて自由に生きるぞ!」と安直な考えでネイリストへの道を志した私。

幼い頃からありとあらゆる習い事や教育を受けさせてもらっても

飽きっぽくてほぼ長続きしなかった私を知る周りに人達も「どうせ一過性の考えでですぐ飽きるだろう。」と思われていたと思います。

さすがの私も、当時はまだネイル市場の安定が定かではなかったので、仕事をいきなり辞める勇気はなく、仕事をしながらスクールに通学し、ネイルの資格を習得することを目指しました。

といってもスクール費用は当時100万円以上

単なるお稽古事として一括投資するには23歳の私には高く、まずは通信教育で学んでみることにしました。

学びながらネイル道具を揃え、自宅で見よう見真似でネイルをしてみる日々。

デザインを組み合わせたり、可愛いパーツを揃えたり・・あれ、これはなんだかこれは楽しいぞ??とDVD教育では物足りなくなり、一発奮起ネイルスクールに入学することを決めました。

ネイルスクールを選んだ条件

・通学できること

・仕事と並行なので全日制ではなく週末通学で学べるところ

・プロとして通用する技術が学べる所

でした。

2~3校見学したのち、大阪府高槻市にあるNAILSGOOWというネイルスクールへ入学することにしました。

ここだ!と直感で即日入学を決めましたが、決め手は校長でもある三和田先生の知識量の多さと人柄、あとはどこのスクール費用よりも高額だったことです。

恥ずかしながらそれまでの教育は全て親に出してもらっていたので、初めて自分でお金を使う機会でいした。

それなりな金額を投資することで「途中でやめない」「モノにする」ことへのプレッシャーを掛けたいという思いがあったと思います。

ド素人のまま入学し、ファイル(爪ヤスリ)の持ち方もブルブル・・状態でのスタート。

日本チャンピオンの技術をもつ国松先生や、座学知識が業界随一の三和田先生、一流の技術と知識を真っ白な状態で学べたことは本当に恵まれた環境でした。

カリキュラムにある内容はもちろん、「技術で商売すること」「お客様の身体の一部を任されること」の大切さや三和田先生の哲学も学べ、この学校の門を叩けたことは私のネイル人生で最大の良い選択、幸運でした。

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いまは先生はスクール業はされていませんが、先生には定期的に私の活動を報告、相談させて頂いています。

同じ業界で信頼でき、常に先を走る師匠の存在があることは本当に心強く、心のどこかで卒業生として恥じない行動をしなければ。という戒めにもなっています。

学校は技術知識を学ぶことはもちろん、師匠・仲間を見つける場所でもあると改めて感じました。

通学は自動車教習所のように、受けたいコマ数を予約とって受けるスタイル。

私は平日に通うことはできなかったので、週末にコマ数を詰め込んで通い、1年弱ほどで卒業しました。

在校中に試験を受け「ネイリスト検定2級」を取得したものの、本当にネイリストになれるのか

ネイリストは国家資格でもなく営業許可も必要ないため、変な話、このnoteを読んで頂いている方も明日ネイルサロン開業することは可能です。

私もサロン開業を目指して学びだしたものの、まずは店舗で経験を積もう!とネイリストへの転職を現実的に考え始めます。

でも教員の仕事も充実していて楽しい。

でもネイルという大好きな事を見つけてしまった。

どちらも選べない。どうしよう・・。

父親始めほとんどの人からは「仕事を続けながら週末、趣味でやればいいのでは?」といわれました。

そうだよな・・このネイル技術一本でご飯食べていけるわけではないだろうしなあ・・。

でも一回きりの人生、やりたい!と思ったことを見過ごす?

モヤモヤと悩んでいた年明け、あるコンサートに行って私の決意は固まります。

次はネイルサロンに転職を決めたお話です。

よろしければお読み頂ければ幸いです♪

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久賀田有紀(くがたゆき)

教員を経てネイリストに転職。

現在ネイリストとして働く傍ら、ネイルサロン2店舗経営、商品開発、海外ネイル協会運営、シニアネイル事業の監修を行っている。

㈱マニクリエーション代表取締役

一般社団法人海外ネイル協会 代表理事

【ネイリストと海外をつなぐ】海外ネイル協会http://jnisa.com/

【銀座・京都ネイルサロン】maninailhttp://mani-nail.com/

【シニア向けネイル事業】えがお爪工房 https://egao-nail.jp/

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