【転職】⑤サロン就職活動とNY旅行
こんにちは。ネイリスト久賀田有紀です。
前回に引き続き、教職から美容業に転職したお話です。
好きなことを見つけて仕事にしたいと思われている方のお役に立てば幸いです!
教員を3月で辞め、スクールの残りレッスンを消化し、就職活動をする準備に入ります。
実家暮らしだったこともあり、無収入の状態が続いても不安がなく、お気楽に過ごしていましたが、前職を辞める数か月前から働きたいネイルサロンを探すことが一般的かな、と思います。
卒業したネイルスクールの併設初め、素敵なネイルサロンが関西にも当時から沢山ありました。
ですが京都・大阪のネイルサロンでの就職は初めから考えれおらず、東京での就職を念頭に活動を始めました。
小学生の時の夢は「東京ディズニーランドのダンサーになること」
ドラマの影響で東京で友人とルームシェアする生活に憧れたり
高校生の頃から夜行バスに乗っては年に何回も東京に遊びにいったり
「東京」への強い憧れがありました。
教職でわざわざ東京に行くのもな・・という気持ちもあり関西に留まろうと思っていたものの
ネイリストに転職するタイミングで「流行の最先端」と託けて上京することを視野に入れ活動をスタートさせました。
一人日帰りで東京に行き、4サロンほどサロン見学、オーナーさんとお話させて頂きました。
その時は表参道、代官山、麻布十番・・と「THE東京!」なドラマでよく見る立地ばかりピックアップしました。
「違った職種からの転職だから先に伝えておくけど、お給料や勤務体系は大変よ。生活できるか現実的に考えてね」と話して下さるオーナーさんもいました。
東京への視察の後、予定が合ううちにと幼馴染とNY旅行へ行きました。
初めてのアメリカ本土。
まさに映画の世界そのもので街自体よりここで生活し、歩いている人がカッコいい!!そんな印象でした。
ネイリストへの就職を考えていたので、ネイルサロン路面店の多さ、ホテルフロント係やタクシーの女性運転手の方が真っ赤なマニキュアを塗っていること、日本とはまた違ったネイルの需要を知りました。
街から溢れるパワフルなパワーがあるNYの魅力に取りつかれ、「いつかここで働けるようになりたい。」帰りのタクシーの中で強く思ったことを今でも覚えています。
NYで働きたい!海外にいきたい!でも日本でネイルサロンも経営したい。でも結婚もしたい!
海外、独立、結婚・・この3つをどの順番でコマを進めていいか分からず、当時一時的にアルバイトしていた勤務中に自分の野心をメモに書きなぐり、店長に「久賀田さん、忘れていたよ」と言われたという恥ずかしいこともありました。
NY旅行から戻り、東京のネイルサロン2社を受けました。
1社は美容室と併設で撮影やメディア媒体などクリエイティブな活動もできそうなサロン
もう1社はNYに本社がある日本法人のサロン。
2社とも内定を頂きましたが、NY熱が冷めやらぬ私はNYに本社がある「DASHING DIVA」というネイルサロンへの入社を決めました。
当時は上場企業の傘下に入っていたので、福利厚生やお給料の安定も魅力のひとつでした。
とはいえ技術職なので一人前にならなければ収入も安定しません。
まあダメで生活できなかったら帰ってきたらいいか、くらいの気持ちで入社1週間前に上京しました。
地元も家族も友達も関西弁を話す自分も大好きだったので後を引く思いもありましたが「ちょっと行ってくるわ」くらいのテンションでさらっと上京。
初めての東京で初めての一人暮らし。
そして初めてのネイルサロンでの勤務。
いつでもやめてもいいよう、家具家電付きのマンスリーマンションからスタートさせました。
ここから怒涛のネイリスト新人時代に突入します。
久賀田有紀(くがたゆき)
教員を経てネイリストに転職。
現在ネイリストとして働く傍ら、ネイルサロン2店舗経営、商品開発、海外ネイル協会運営、シニアネイル事業の監修を行っている。
㈱マニクリエーション代表取締役
一般社団法人海外ネイル協会 代表理事
【ネイリストと海外をつなぐ】海外ネイル協会http://jnisa.com/
【銀座・京都ネイルサロン】maninail http://mani-nail.com/
【シニア向けネイル事業】えがお爪工房 https://egao-nail.jp/
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